みさき眼科クリニック@代々木上原

レーシックと抗緑内障点眼薬

エクタジアとは近視矯正手術レーシックの後に角膜が部分的に突出してしまい、円錐角膜のようになる合併症です。円錐角膜は強い乱視のため、眼鏡やコンタクトレンズでも視力が出にくくなります。近視が強いとレーザーによって角膜を削る量が多くなり、角膜が柔らかくなり突出することがわかってきたため、最近では強度近視にはレーシックは行いません。


レーシック手術後に緑内障治療点眼薬であるプロスタグランジン製剤を使っていてこのエクタジアになったという報告があります。(Jpn J Ophthalmol 2008; 52:334-6.)プロスタグランジン製剤が角膜のMMP (Matrix metalloproteinase)を活性化させて円錐角膜状に変化させたのでは、と考えられています。日本人には緑内障が多く(40歳以上の約5%)、プロスタグランジン製剤は現在もっとも多く使われている緑内障治療薬のため、注意が必要です。


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