
目の表面はバリアーとなっていますが、その強さは角膜>結膜、となっています。
点眼薬に含まれる防腐剤である塩化ベンザルコニウムによる眼表面の傷は角膜だけにできるということは良く知られていますが、それは防腐剤が角膜のバリアーを通過できず表面の上皮に障害を起こし、結膜はバリアーを通過して炎症だけを起こす、というちがいによります。
眼表面に傷があるとドライアイと思うこともあるようですが、最近は眼表面に傷がなくてもドライアイの診断となることがありますし、通常ドライアイは結膜から傷ができて角膜に広がっていくため、角膜だけに傷があるときは防腐剤によるものかアレルギーによるもの、睫毛やコンタクトレンズが原因ということが考えられます。
Byみさき眼科クリニック@代々木上原
点眼薬に含まれる防腐剤である塩化ベンザルコニウムによる眼表面の傷は角膜だけにできるということは良く知られていますが、それは防腐剤が角膜のバリアーを通過できず表面の上皮に障害を起こし、結膜はバリアーを通過して炎症だけを起こす、というちがいによります。
眼表面に傷があるとドライアイと思うこともあるようですが、最近は眼表面に傷がなくてもドライアイの診断となることがありますし、通常ドライアイは結膜から傷ができて角膜に広がっていくため、角膜だけに傷があるときは防腐剤によるものかアレルギーによるもの、睫毛やコンタクトレンズが原因ということが考えられます。
Byみさき眼科クリニック@代々木上原
スポンサーサイト


