
メガネ処方の際に
1 どういう時に使うかをはっきり説明する。
近くを見るのは読書ばかりとかぎりません。最近はパソコン用のメガネを処方することも多くなりました。デスクトップとのノートではちょっと画面までの距離も異なるので、確認しています。
趣味で手芸をされる場合には、かなり近くの細かいものが見えるような度数にします。仕事で料理をされる場合も、ずっと調理しているのか、お客さんの顔を見ながらの寿司職人なのか、それによってもメガネの処方が変わってきます。
2 数年ごとに度数を変える。
老眼は70歳くらいまで進行します。いままで見えていたものがそのメガネで見えなくなればレンズ度数の変更時期です。だいたい2,3年ごとのようです。
3 遠近両用は万能ではない。
遠近両用メガネはレンズの上部分で遠くを下部分で近くを見ています。それは通常近くを見るときには下を向くからです。ただ、パソコンの画面はちょっと顔をあげてみる位置にあるため、遠近両用でパソコンをしようとすると、顎をあげてみる姿勢になり、これはかなり疲れます。パソコン用のメガネを作ったほうが楽です。

