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みさき眼科クリニック@代々木上原

バルサルバ網膜症

バルサルバ網膜症とは、バルサルバ効果に伴い見られる出血性網膜症です。バルサルバ効果とは息をとめていきむことで、いつもより重たいものを持てるようになったりすることです。日常生活の中で気づいている人も多い効果ですが、体にとっては負担がかかります。


いきむと胸腔内圧が上昇し、静脈の血が胸腔内に戻れなくなることで静脈圧が上昇します。その結果網膜血管から出血することが時々あります。

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写真はある日突然目の前に赤いものが見えるようになった、と受診された方のものです。点線の丸囲みの中にべったりとした出血が見えています。当院の検査では詳細がわからなかったため、大学病院に紹介したところ、病気らしい病気は見つからず、おそらくバルサルバ網膜症なので自然治癒を待ちましょう、というお返事をもらいました。

 

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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色覚異常

病気や薬の影響で色の見え方が変わってしまうことがあります。その場合片方の目だけに起きることもありますし、またそれまでと見え方が変わるので自覚できます。遺伝による生まれつきの色覚異常は、生まれたときからその見え方のために気づいていないこともあります。この先天性の色覚異常は両眼に起き、そして症状は変わることなく、治ることもありません。


色覚異常は色がない世界を見ているわけではなく、特定の色の区別がつきにくい見え方になっています。その程度は個人差がありますが、暗かったり小さいものを見分けなくてはいけないときや、急いでいるときに間違いやすくなります。そのことを早くに自覚してもらい、成人してからの生活、仕事上で注意できるようになることが大事と言えます。


現在ほとんどの業種は色覚異常があっても就くことができますが、場合によっては色の区別が難しいと仕事に支障をきたすこともあります。この仕事がしたい、と決まる前に色覚について検査をしておいたほうが良いでしょう。学校での色覚検査は希望者にだけ行っていますので、機会あるときに受けてください。


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タクロリムス(タリムス)点眼とヘルペス

免疫抑制剤の点眼であるタクロリムス(タリムス)点眼は、重症アレルギーに非常に効果が出るのですが、角膜ヘルペスが出やすいという副作用があります。特に昔角膜ヘルペスになったことがある人や、アトピー性皮膚炎があってヘルペスになりやすい人は要注意です。


いったん治ってもヘルペスの治療薬であるゾビラックス眼軟膏を続けないと再発することもあり、もともとのアレルギーが重症であることからも眼科でずっと経過をおっていく必要があります。


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白内障手術が必要なのは何歳?

ほとんどの白内障は老化が原因ですので100%の人が白内障になるのですが、いつ手術が必要なのかは個人差があります。人によっては白内障の進行が遅く、手術を受けないまま寿命を全うする方もいます。日常生活に不自由が生じるのは、車の普通免許に必要な視力=両眼で0.7以上、という視力が出なくなるころで、大体そのころが手術を受ける時期です。


今現在の状態を眼科でチェックして、何歳になったら手術が必要、というのは残念ながら予測できません。白内障が進行していて視力も出にくくなりつつあり、そろそろ手術を行いましょうか、と言うときはありますが、ほとんど白内障がない方のその後の進行はわからないのです。


いつ寿命が来て亡くなるのかがわからないのと同じですね。


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メガネの処方箋でコンタクトレンズは作れない

当院はコンタクトレンズを扱っていないため、処方箋だけを出すこともしていません。と、説明するとメガネの処方箋を希望される方が多いのですが、メガネの処方箋でコンタクトレンズを購入することはできませんし、ネットで購入するにしても(おすすめしていませんが、ずっとネットで買われている方も多いですね。)、メガネの度数そのままでは合わない場合があります。


たまにメガネとコンタクトレンズの度数が同じ方もいますが、コンタクトレンズは眼の表面にあり、メガネは眼から離れた場所にあるため度数はちがうことがほとんどなのと、コンタクトレンズは左右の度数差があっても問題なく使えますが、メガネの場合には左右の度数差に限界があるため左右バランスを見て度数決定していますので、ベスト視力を出せる度数とちがう度数になっていることもよくあります。


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