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みさき眼科クリニック@代々木上原

両眼の黄斑浮腫は薬の副作用の可能性あり

黄斑とは眼の中の網膜中心にあり視力に一番大事な部分ですが、そこにむくみ(浮腫)が起きることがあります。眼の病気で起きることはもちろんですし、点眼薬の副作用のこともありますが、時に飲み薬などの副作用で起きることがあります。


眼の病気の場合両目に起きることはありますが、症状の程度は異なります。両眼に同じ程度の黄斑浮腫を見た場合には、何か薬を飲んでいないか確認することが必要です。抗がん剤の一部にこの副作用を起こすものが知られています。


Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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色覚異常ではどのように見えているのか

色のシュミレータというアプリがあります。色覚異常の人がどのように見えているのかを確認できるものです。色覚異常には1型、2型、3型とあり、それぞれ間違いやすい色が異なるとされています。(3型は稀。)

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最初の写真は間違いやすい色の組み合わせで、上から正常、1型、2型の見え方です。色覚異常の程度は個人差があり、これは程度が強い見え方です。

color2.jpg 

次の写真は料理の黒板メニューを写したもので、同じく上から正常、1型、2型の見え方です。色覚異常があると、強調するつもりで書いたピンクが白とほとんど同じに見えているのがわかります。学校の黒板でピンクのチョークを使わないように、と言われているのはこのような理由からです。白と黄色のチョークを使い、強調したい場合にはアンダーラインなどを使うことが推奨されています。


アプリは無料ですので、何か発表資料などを作るときに色覚バリアーフリーになっているか確認に使えますね。


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ドライアイとアレルギー性結膜炎

ドライアイとアレルギー性結膜炎は症状が似ていますし、同時に起きていることもよくあります。


アレルギー性結膜炎があると、眼表面の粘液であるムチンが減り、そのことによりドライアイになります。ドライアイがあると涙が減って、眼表面のアレルギーの原因物質が増えてしまいアレルギー症状が起きます。


診断に悩むときに両方の点眼薬を使ってみることもあります。


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乳頭出血

眼底写真を撮ると、時に写真の丸囲みのような小さな出血が視神経乳頭のところに見られることがあります。

DH.jpg 

これ自体は病気ではなく正常の眼にも起きるのですが、この乳頭出血があるとその後緑内障になる可能性が高くなります。またすでに緑内障となっていれば、進行するのが早い緑内障であることがわかっています。逆に出血が見られないと進行する可能性は低くなります。


この出血は自然に消えていきます。なので、ドックや健康診断で見つかってもその後眼科を受診した日にはなくなっていることも多く、「眼底出血」ではなく「乳頭出血」という結果記載があると、眼科でも注意して経過を追っていくことができます。(健診時の写真があるとわかるのですが、ドックなどは結果の病名のみが書かれた紙だけを持参されることが多いのです。)


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近視の進行

成長と同時に近視は進行していきます。原因の半分は遺伝、半分は環境=近くを見ること、とされています。遺伝は治療できませんが、進行を抑制する方法として、低濃度のアトロピン点眼やバイオレットライトを浴びることなどいろいろ報告されています。


日常生活でまったく近くを見ないことは不可能ですが、不要な近くを見ることは避けましょう、とアドバイスしています。ゲームをする、そしてスマートフォンの使用をやめることです。スマートフォンは立っているときには30センチくらいの距離で見ている人でも、寝転んで見ているときには20センチくらい近くなるそうなので、寝ながらのスマホは特に避けたほうが良いと言えます。


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