みさき眼科クリニック@代々木上原

カラーコンタクトレンズの質

ソフトコンタクトレンズは、その素材性質よりグループI、II、III、IVと分類されています。ソフトコンタクトレンズが使われはじめたころは酸素透過性の低いグループIに分類されるレンズだったのですが、その後改良が進み酸素透過性の高いグループIVが主体となりました。含水率を上げることで酸素透過性を良くしているのですが、そのことでドライアイ症状が出ることがあり、最近では低含水でありながら酸素透過性の良いシリコンハイドロゲル素材のレンズが増えてきています。

現在医療器機の認可を受けて販売されているカラーコンタクトレンズは400種類ほどありますが、そのほとんどがグループIに分類される酸素透過性の低いレンズです。酸素透過性の良いレンズは眼の表面でそれほど動きがなくても大丈夫なのですが、グループIのレンズは角膜の酸素不足を補うためにまばたきのたびに2mm程度動くのが良いとされています。ただカラーコンタクトレンズは周辺部着色部分により動きが大きいと見えにくさも出るために、わざと動かないようにデザインされていることがほとんどです。透明なソフトコンタクトレンズがグループIしかなかった時代には、動きの良いレンズを処方するためにレンズのカーブや直径はいろいろあったのですが、現在のカラーコンタクトレンズのカーブは一種類、それも動きの悪いものであり、黒目を大きく見せるためにサイズは大きいものしかありません。となると、カラーコンタクトレンズでグループIのものを使っていると、トラブルが多いのは当然と言えます。

カラーコンタクトレンズの中で酸素透過性の良いものは以下の5種類です。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社
  ワンデー アキュビュー ディファイン
  2ウィーク アキュビュー ディファイン
日本アルコン社(チバビジョン社)
  フレッシュルック デイリーズ カラー
  フレッシュルック デイリーズ イルミネート
  (エアオプティクス ブライト、エアオプティクス カラーズが2016年2月に販売となりました。)
ボシュロム社
  ナチュレール

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