みさき眼科クリニック@代々木上原

緑内障は継続治療が必要

緑内障はかなり進行するまで見えにくいという症状も出ませんし、痛みや充血という自覚症状もありません。点眼治療をしていても、ゆっくりと死んでいく神経を保護するという治療効果は患者さんにはまったく感じられないものですし、治療効果は数ヶ月ごとに行う検査で「進行していない」という確認だけのため、通院治療を中断してしまう患者さんが多い病気でもあります。特に診断がついて点眼治療が始まったころに通院しなくなる率が一番高いそうです。

しかし、病気が進行してしまうと、神経線維が少し減るだけで視野が大きく欠けるようになるので(IOVS 53: 6939-6946, 2012)、進行してしまってからの治療が難しくなります。早期に発見し、効果のある治療を行わなくてはなりません。

視野検査は集中力の必要な検査で、時間もかかるので患者さんの負担になりますが、緑内障の進行判定には不可欠です。きちんと検査ができる患者さんであっても、視野障害の進行度合いを確定できるまで6回の検査が必要と言われています(Br J Ophthalmol 92: 569-573, 2008)。(一年間に三回。)初回の検査では理解できず、うまくできないこともあるので、初回と二回目はあまり間をおかずに検査してもらうこともあります。

緑内障と言われて点眼治療が始まると、ずっと眼科とのつきあいが始まるということです。通いやすいかかりつけ医を見つけることも大事だと思います。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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