みさき眼科クリニック@代々木上原

角膜感染症とステロイド剤点眼

感染症には通常ステロイド剤は禁忌とされていますが、細菌性角膜感染症の場合角膜の濁りを薄くするためにステロイド剤点眼を使うことがあります。

ただし使うときは限定されていて、
感染症の原因菌がわかっていて、すでに抗菌薬に反応しているとき
そして角膜上皮の治癒が始まっているとき
です。

真菌感染やアメーバ感染も角膜に強い濁りを残すことが多いのですが、この場合は細菌感染とくらべてかなり治癒がすすまないとステロイド剤点眼は使えません。

ステロイド剤点眼はいろいろなときに処方されますが、感染症や手術後でない場合には予防的に抗菌薬の点眼を併用しなくても基本的には大丈夫です。角膜移植後には拒絶反応の予防のためにかなり長い間ステロイド剤点眼を使いますが、この場合も角膜上皮に問題がなければ抗菌点眼は使わないことがほとんどです。抗菌剤を長期に渡って使うと、耐性菌が出てしまうことがあるので要注意です。

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