みさき眼科クリニック@代々木上原

涙目の治療

涙は上まぶたの耳側にある涙腺で作られたあと目の表面を流れ、鼻側にある涙点から鼻に排出されます。涙点からの涙の流れ道が狭かったり、閉塞していると涙目になりますが、ここを水で洗って流れていることが確認できても涙目を訴える患者さんに出会うことが結構あります。

その場合治療には悩むことが多く、眼科医の間でも共通の見解ははっきりしていません。今現在行われている方法としては:

1 ラクリミン点眼
点眼麻酔薬のため涙は少なくなりますが、目の表面に傷ができることがあり注意が必要です。

2 涙道チューブ留置
細い涙道を拡張するために入れるチューブですが、チューブが入っているときに涙の流れが良くなることが知られています。人工物のチューブ表面に毛細管現象が起きて涙が吸い込まれていくからでは、上下涙点の位置がよくなるからでは、と考えられています。

3 ボトックスを涙腺に注射
眼科領域では眼瞼痙攣、片側顔面痙攣の治療に使われているボトックスを涙腺に注射することで涙を減らす、という治療法があります。涙小管閉塞は手術しても満足度が上がらないことがあり、この注射も一つの選択肢としてあげられます。副作用は眼瞼下垂、上下複視が起きてしまうことがあるのと、保険適応がないため自費となるとかなり高額になることです。(ボトックスは薬の費用だけでかなり高額です。)

2と3の治療をどう行っていくか、まだまだ検討の余地がありそうです。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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