みさき眼科クリニック@代々木上原

ドライアイの目薬が効く病気いろいろ

上輪部角結膜炎(写真)
スライド4
上まぶたで隠れている部分に原因不明の炎症が起き、ゴロゴロするという異物感を訴えて受診されます。甲状腺疾患の治療をしている女性に多く見られます。染色液で染めてみると病変部位が染まり、そこの結膜が厚くなっていて、摩擦が原因と考えられています。
以前はなかなか良い治療法がなかったのですが、最近はドライアイの治療薬ムコスタ点眼の効果があることがわかってきました。これでダメならドライアイの治療に使われる涙点プラグを上涙点に入れ、それでも効果がないなら上方の結膜を切除する手術をすることもあります。

糸状(しじょう)角膜炎(写真)
スライド3
角膜上皮のまわりにムチンと結膜上皮からみつき房状になり痛みを伴います。取ってほしいと言われることが多いのですが、取っても数時間後には再発します。最近ドライアイの治療薬ムコスタ点眼が効くことがわかりました。ジクアスでは悪化するようです。

結膜弛緩(しかん)(写真)
スライド5
加齢により目の表面をおおっている結膜にはシワがよることがあり、結膜弛緩と呼ばれています。結膜弛緩があっても何も症状のない人もいれば、見えにくい、乾く、涙目になる、ゴロゴロする、など、いろいろな症状を訴えることもあります。弛緩の程度が強ければ手術で取ることもしますが、目薬でよくなることもあります。
見えにくいという症状には水分も増やすジクアス点眼
ゴロゴロするという訴えには摩擦を軽減するムコスタ点眼
という使い分けをするという話を聞きました。
時に結膜のねじれで血管が目立ち「充血が取れない」という訴えにはムコスタ点眼が効果があるようです。

ドライアイの治療用に軟膏が処方されていることがありますが、まず効果はありません。ケガがきっかけとなりその後たびたび起床時に上皮がはがれ激痛を伴う再発性上皮剥離や、まぶたを閉じることのできない兎眼には軟膏が効果ありと考えられています。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する