みさき眼科クリニック@代々木上原

黄斑前膜

黄斑とは視力に一番大事な目の中心部ですが、ここに膜ができてしまい、ゆがんで見えたりすることがあります。黄斑前膜と呼ばれています。

眼球の中には硝子体(しょうしたい)というゼリー状のものがあり、子どものころにはこれは眼球内にきっちりとつまっています。年齢とともに、このゼリーは縮んだり水のようになり飛蚊症の原因になることが多いのですが、時に黄斑部分の網膜にくっついた状態で残ることがあり、その硝子体がそのうちに膜になるのが原因とされています。このように老化現象で起きることが多いのですが、網膜の手術後やその他の病気のあとに起きることもあります。
膜ができ始めのころは自覚症状も少なく、健診でみつかることがよくあります。進行してゆがみがひどくなったり視力が低下すれば手術を行います。
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左側にある右目の眼底写真は左目にくらべると中心部に放射状にしわが寄っているのがわかると思いますが、OCTというこの黄斑部分の層構造を調べられる器械で見てみると、黄斑前膜のある右目は一番上に膜状のものが接着し、その下がでこぼこになっているのがわかります(矢印)。何も病気のない左眼はきれいな層構造を保っています。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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