みさき眼科クリニック@代々木上原

Lid Wiper Epitheliopathy

まぶたの結膜(あかんべーして見える赤いところ)にはLid Wiperと呼ばれる一番目の表面と摩擦が多いところがあります。ときにここが角化して固くなってしまい、目の表面をこすってしまうため異物感が出る「Lid Wiper Epitheliopathy」という病気があります。(日本名がありません。)
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(写真はクリックで大きくなります)

いままでまったく治療法もなかったのですが、最近ドライアイの治療薬ムコスタが効果があることがわかってきました。写真はリサミングリーンという特殊な染色液で染めてみていますが、左の写真は治療前でまぶたのふちに緑に染まるところがあります。ここが角化している結膜部分で、患者さんはごろごろする、目に何かが入っていると訴えていました。写真右はムコスタ治療後でほとんど染まらなくなり、治療効果が上がっていることがわかります。自覚症状もだいぶなくなりました。

この患者さんは治療方針が決まったので地元眼科に戻ってもらったのですが、「ドライアイがないのにムコスタが処方されている意味がわからない。」と処方を中止されてしまいました。確かに目の表面にドライアイ症状はないのですが、ムコスタはまぶたの摩擦による症状によく効く薬なので、使い続けてもらったほうが良いと思います。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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