みさき眼科クリニック@代々木上原

ヒアルロン酸点眼による見え方の質

高次収差とは、簡単に言うと通常の視力検査用のレンズで矯正できない不正乱視です。これが多いと見え方の質が悪くなります。

ドライアイがある目ではこの高次収差が増えて見えにくくなり、人工涙液やヒアルロン酸点眼を使うことで改善することがわかっています。しかしヒアルロン酸点眼も0.3%の濃いほうを点眼すると高次収差が増えてしまいます。これはドライアイがない人でもそうなります。
以前にヒアルロン酸点眼を使ったあとの実用視力(連続して測る特殊な視力検査です。)を調べたところ、やはり0.3%でしばらく見えにくくなる結果が出ました。

時々ドライアイが重症だからと0.3%のヒアルロン酸点眼が処方されていることがありますが、見えにくくなるとともに、涙が少ないドライアイの方ですと、薬のほうに涙が吸収されてしまいかえって調子が悪くなることがあります。それぞれの患者さんのドライアイの状態に合わせて、一番合っている処方を考えていくようにしていますので、ご相談ください。

目を開けてから乾くまでの時間(Tear break-up time=BUTビーユーティー)が短いタイプのドライアイの場合、まばたきをしなくなると高次収差が増えます。パソコンを使うとまばたきが減りますので、仕事中に見えにくくなるのはドライアイかもしれません。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する