みさき眼科クリニック@代々木上原

アカントアメーバ角膜炎

アカントアメーバは普通に身の回りに存在する原生動物ですが、コンタクトレンズ使用中に角膜に感染すると非常に治療に苦労する重症感染症となります。これまでの報告を見ると、コンタクトレンズの種類による差はあまりなく、トラブルが少ないとされているワンデーの使い捨てでも報告があります。

一時期マスコミで大きく取り上げられたこともあり、心配されたコンタクトレンズ使用者が受診時に相談されることも多かったのですが、この感染症は傷ついた目に汚染されたレンズを使うことによって起きます。なので、目に問題がなく、きちんとレンズの使い方を守っていれば、まず感染することはありません。コンタクトレンズを使っていて重症の角膜感染症を起こして受診してくる患者さんは、レンズのケアをきちんとしていなかったり、レンズ使用のルールを守っていない人がほとんどです。

二週間あるいは一ヶ月ごとの頻回効果レンズのケアに一番多く使われているのは「一本で洗浄保存もOK」というMulti-purpose solution (MPS)です。このケア用品ではアメーバを消毒できないことがわかっていますので、レンズケアで大事なことはレンズのこすり洗いとすすぎです。そしてレンズケースも常に清潔なものを使う必要があります。洗浄保存液を大瓶で買って小さい入れ物につぎ足して使っていると瓶が汚染されることもありますので、おすすめは小さめの瓶を買ってきてなくなったら捨てる、ということです。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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