みさき眼科クリニック@代々木上原

アデノウイルスによる結膜炎

アデノウイルスはいくつか型があり、8型4型37型19型は流行性角結膜炎(通称「はやり目」)を起こし、3型4型は咽頭結膜熱(通称「プール熱」)を起こします。どちらも学校感染症に指定されていて、出席停止になる結膜炎です。

流行性角結膜炎は治るまで1-2週間かかり、感染の恐れがないと医師が判断してから登校可能となります。症状がひどく、患者さんはこれが結膜炎なのかと疑うほどのときもあります。

咽頭結膜熱は結膜炎、咽頭炎、発熱の3症状が出て、発熱は数日で軽快し、結膜炎は1週間ほど で治ります。流行性角結膜炎より軽い症状の結膜炎です。主症状が消えてから2日を経過するまで出席停止となります。咽頭結膜熱はプールだけでうつるものではなく、集団生活で感染しやすくなります。

アデノウイルスを検出するキットは、咽頭にウイルスが感染しているとほぼ100% 検出できますが、結膜炎の場合は7−9割程度と検出率が落ちます。言い換えれば結膜炎を調べたキットが陰性であっても、うつりやすい結膜炎である可能性が1−3割くらいある、ということです。これは咽頭と結膜にいるウイルス量の違いらしいのですが、眼科医がアレルギーとの鑑別に悩むときがあります。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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