みさき眼科クリニック@代々木上原

ウイルスによる結膜炎の診断キット

うつりやすい結膜炎=流行性角結膜炎(通称「はやり目」)も、花粉症の時期に結構受診されます。この結膜炎かどうかを診断するキットがあるのですが、目の表面をかなり強くこすらないと検査に必要な量のウイルスを採取することができません。麻酔をしてもかなり痛いと思います。

この結膜炎を疑って検査した患者さんに、「家族が他の眼科を受診したときは目やにだけをそっと取って同じ検査をしたのに…。」と言われましたが、目やにではこの検査はできません。正確に言うと、目やにには検査に十分なウイルス量がないため、ウイルスに感染していても結果が陰性となり無意味な検査となります。同じウイルスが咽頭に感染した場合、咽頭からはウイルス量を十分に取りやすいようで、こすらなくても良いようです。
EKC2014.jpg

写真はウイルスキット陽性の方ですが、ここまで炎症が激しいとウイルス量が多いので、ちょっとこするだけでもすぐ陽性にでますが、症状がはっきりしないときには、やはりしっかりこすらないとダメなようです。

この方はあまりに炎症が強かったせいか他院でウイルスではなく細菌感染を疑われていたようですが、発症15日目にはこの結膜炎に特徴的な偽膜ができています。(白いものは目やにではありません。)「はやり目」は時に「これが本当に結膜炎なの…?!」と思うほど、ひどくなります。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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