みさき眼科クリニック@代々木上原

飛行機内で耳が痛くなるのを予防する。

うちは眼科ですが、アレルギーの飲み薬も鼻のスプレーも出していますし、自分が風邪を引いたときに飛行機に乗り、すごくつらかった記憶があるので覚え書きを兼ねて書いておきます。日経メディカル201312月号の「私の処方」コーナーに耳鼻科の先生が書いていた内容です。


鼻と耳は耳管でつながっていて、つばを飲み込んだりあくびをすると耳管咽頭口が開いて内耳と外気の空気圧が同じになります。これはエレベーターに乗るときによくわかると思います。飛行機の離陸時には内耳の圧のほうが高くなっていますが、この場合には耳管咽頭口は開きやすいので耳痛は起きにくいそうですが、着陸時には機内圧が上昇し内耳内圧が低くなっていき、この場合には耳管が開きにくくなります。鼓膜は中に押し込まれ、難聴、耳閉感、耳痛が生じます。もともと耳管が狭い人や、アレルギー性鼻炎がある人、風邪を引いているときには鼻や耳管の通りが悪いためこの痛みが生じやすく、時に中耳炎となることもあるそうです。

鼻の通りをよくすれば耳管咽頭口が開きやすくなるので、アレルギー性鼻炎のときに処方する抗ヒスタミン薬と鼻粘膜血管収縮薬がこの痛みの予防に効果があります。着陸2時間前(日本国内なら出発ラウンジで飲むのがちょうど良いようです。)にタリオン10mg内服し、シートベルトサインが点灯する降下開始時にコールタイジン点鼻を使うと一番良いと筆者の耳鼻科ドクターはおすすめしています。アレルギー性鼻炎があり飛行機に乗るときに耳の痛みに悩んでいるようならやってみてはどうでしょうか。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原


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