みさき眼科クリニック@代々木上原

シェーグレン症候群

中年女性に多い、ドライアイ(目の乾き)とドライマウス(口の乾き)が見られる自己免疫疾患で、時に全身の症状も伴います。

1999
年に厚生省の診断基準が改定され、
1)唇の唾液腺にリンパ球浸潤がある
。(生検と呼ばれる唇の一部を切って行う検査が必要です。)
2)唾液分泌量の低下が検査で証明される
。
3)ドライアイがある。(涙の分泌量の低下、目の表面の傷の染色を行います。)
4)血液中の抗SSA抗体か抗SSB抗体が陽性である
この4項目の中で2項目以上が陽性であればシェーグレン症候群と診断されます。

 

眼科に最初に来て診断がつく患者さんより、他科から「目の症状もないでしょうか」と紹介されることが多いようなのですが、眼科でのドライアイの診断は痛みを伴わないため、シェーグレン疑いの場合眼科の診察と採血だけで確定診断がつくと患者さんは唇の生検を行わないですみます。

シェーグレン症候群は東京都でのみ難病に認定されていますが、この場合採血で抗SS-B抗体が陽性であることが必要です。抗SS-A抗体のほうが陽性となる率が高いのですが、この抗体はシェーグレン以外の病気でも陽性になることがあるため、疾患特異性が高い抗SS-B抗体のほうが条件に入っているようです。(SS-Bだけが陽性になることは少なく、双方が陽性で出ることがほとんどです。)


Byみさき眼科クリニック@代々木上原

スポンサーサイト

PageTop