みさき眼科クリニック@代々木上原

Stevens-Johnson(スティーブンスジョンソン)症候群

Stevens-Johnson(スティーブンスジョンソン)症候群および、その重症型である中毒性表皮壊死症候群(TEN)は、薬の副作用により皮膚や粘膜にやけどのようなひどい症状が現れ、時に死亡することもあります。70%ほどに目の症状を伴い、重症ドライアイとなり視力も低下します。


学会で京都府立医大の眼科を受診した200例の症例報告がありました。実はこの病気、そんなに多いものではなく、診察したことがない眼科医のほうが多いと思います。私も前の職場では何人も診察していましたが、今のクリニックで新しく出会う患者さんはいません。200例というのはとても多いですね。
目に症状が出ているのは、若い患者さんに多く(10才未満)、1/415才未満だったそうで、原因は風邪薬、解熱鎮痛薬がほとんど。(個々の薬に対する過剰反応のため、どのくすりでなる、ということはない病気です。市販の薬でもなります。)


最初は風邪症状で受診し、皮膚に症状があるため、はしか、水疱瘡、風疹、ヘルペス、結膜炎と診断されてしまうことも多かったと報告されています。確かに初期の診断は難しいときもありますが、発症時期にステロイド剤のパルス療法が必要なため(後遺症を残さないため)、早期の診断が大事と言える病気です。


Byみさき眼科クリニック@代々木上原


スポンサーサイト

PageTop