みさき眼科クリニック@代々木上原

VDT作業とドライアイ

パソコンなどのVDT作業をしているとドライアイ症状が出ることはよく知られていますが、600名ほどの調査をしたところ、疑い例まで含めたドライアイ症例は約65%であったと報告されています。(大阪スタディ)
このスタディによると、涙の量は正常、染色しても目の表面に傷は少ないのですが、BUT(涙が乾くまでの時間)が短縮している症例、いわゆるBUT短縮型ドライアイが多いそうです。
BUT短縮型ドライアイについての自ブログはこちらこちら

目の表面を覆っているムチンは涙の中にも含まれますが、このムチンが少ないとBUTが短くなると考えられています。VDT作業時間が長くなると、涙の中のムチンが少なくなるという報告もあります。BUT短縮型ドライアイは自覚症状が非常に強く患者さんを悩ませますが、VDT作業もきっかけになっているということです。

最近出たドライアイの治療薬であるジクアス点眼とムコスタ点眼はムチンの分泌をうながしますので、このBUT短縮型ドライアイに効果があるのでは、と期待されています。実際にはなかなか効果が出にくい場合もあり、涙点プラグまでやってみる患者さんもいます。当院ホームページの涙点プラグの説明はこちら

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