みさき眼科クリニック@代々木上原

入院中の目薬処方

当院の患者さんが、眼科以外の病気で入院した場合、いつもの目薬を当院で処方することはできないと思ってもらったほうが良いでしょう。原則入院中はその医療機関ですべての治療をすることになっているからです。(医療費削減のための国の政策です。)

1 眼科がある病院
その病院で処方してもらってください。ただし、どこの病院も薬の在庫管理を徹底しているために、いままでと同じ薬がない場合も多くなっています。

2 眼科のない病院(DPC方式ではない場合)
入院先で処方してもらうのが原則ですが、対応できない場合、外出されて眼科を受診することは可能です。ただし、必ず紹介状をもらってきてください。外来受診日の入院費用は減額されるため、いつ受診したかの記録が必要になるのです。保険診療を行う場合、すべての医療機関の保険請求は同じところへ行きますので、入院中に他の医療機関を受診したことを隠すことはできません。

3 眼科のないDPC方式の医療機関の場合
入院中に他医療機関を受診すると、その費用は入院医療期間が持つことになります。DPCでは入院の原因となった病気に対しての治療費用が決まっていますので、その間に他の治療を行うことはその医療機関の損失になります。そのため退院するまで他医療機関の受診を控えるように言われることがほとんどです。他医療機関の受診を自費でおこなってください、と言われることもあるようです。

と、書いてきましたが、最初にも書いたように、「入院中の薬はその医療機関で処方する」のが大原則です。あらかじめ入院がわかっている予定入院であれば、他の科でもらっている薬を持って入院するのが一番良いでしょう。入院先にだまって他の医療機関を受診することは、トラブルの元ですのでやめましょう。

DPC方式:包括払い方式のこと。治療費が病名によって決まっています。当院のように、検査を行ってその合計を請求する方式は、出来高払い方式と呼ばれています。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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コメント


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前回、ご返事ありがとうございます。
私が思うには、日本の医療関係・従事者は世界でも屈指だと思います。
医療の第一線に携わる方々は優秀ですが、それらを行政監督する人達が机上の論理者ばかりかなぁ(笑)
新薬開発が典型的な例ではないでしょうか!?
市場に出て投薬するまで、かなりの期間を必要とするらしいねえ。
それらを指導する側の政治も、医療の現場を知らない。また知ろうとしないのが問題!機能しないんじゃ。理想や期待するのもナンセンスでは!?

神戸っ子こと さいとう | URL | 2011-07-15(Fri)10:50 [編集]


医療にどう行政がかかわるかは、経済的な問題もからんできているので難しくなりつつあると思います。
現場を知っているから行政側からうまく指導できるかというと、なかなかそれもむずかしいでしょうねえ。全体を見渡せる政治家というのはいないようですし。

石岡みさき | URL | 2011-07-15(Fri)13:39 [編集]