みさき眼科クリニック@代々木上原

眼瞼けいれん

「けいれん」という病名がついていますので、まぶたがピクピクする症状を思い浮かべる方が多いのですが、それはミオキニアと呼ばれ、ストレスが原因で起こることが多く、自然に治っていきます。
現在ボトックスという注射の治療対象になっている眼瞼けいれんの症状は、重症であれば目が開けられないという症状がはっきりとあり診断がつけやすいのですが、診察室だと症状が出ないこともあり、軽症の場合見逃されていることが多いようです。

患者さんの訴える症状は
「まぶしい」
「目をつぶっていたほうが楽」
「下を向いていたい」
「まばたきが多い」
という不定愁訴に近いものが多く、ドライアイ症状に似ている、またドライアイを合併していることも多いのですが、点眼治療を受けていてもなかなか改善しません。
日常生活では、
「車や自転車の走行時に危険を感じるのでやめた」
「階段がこわい」
「電柱や人にぶつかってしまう」
というような支障を生じていることがあります。

お茶の水にある井上眼科病院の若倉先生がこの眼瞼けいれんの専門中の専門ですが、先生の考案された「ポンポコポン」というリズムでまばたきをしてもらい診断をつける、という方法はすばらしいと思います。
先日機会があり動画でかなりの数の症例を見せていただき、たまたま数日後に受診された患者さんの診断をつけることができました。(いままで見逃していた症例があったのでは、と正直不安になりましたが…。)その患者さんもいくつかの眼科、大学病院で、ドライアイの診断はついていましたが(合併していました。)、ご本人のつらさは精神的なもので、どうしようもないと言われて困っていたようです。

完全に治すことはできませんが、ボトックス注射によりかなり症状を楽にすることができます。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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