みさき眼科クリニック@代々木上原

抗がん剤TS-1による角膜上皮障害

初診の患者さんには必ず「眼科以外で治療されている病気はありますか?持病は?」とお聞きしていますが、他の科の病気は眼科と関係ないから、とお話されない患者さんが結構いらっしゃいます。

糖尿病や高血圧のように眼底出血が起こる病気はもちろん、リウマチや甲状腺の病気も目に症状が起きます。最近では抗がん剤の一つであるTS-1による角膜上皮障害を診察する機会があります。ひどいドライアイのように角膜に傷がつくのですが、目が痛くなり、重症になると視力も低下し、患者さんを悩ませる症状となります。ほとんどは抗がん剤を中止すると治るのですが、もちろんがんの治療が第一なので、主治医同士の連携も必要です。(症例写真つきの自ブログはこちら。)

まったく眼科と関係がない、というのは虫歯くらいかしら、と思ったのですが、シェーグレン症候群の場合、ドライアイとドライマウスがあり虫歯になりやすかったりしますし、腰椎ヘルニアは直接眼科の病気と関係がなくても、座っての診察・検査が基本の眼科では患者さんが大変だったりします。心療内科の薬も近くの見え方に影響が出るときがあります。初診時に持病に関してはすべてお話されたほうが良いと思います。

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