みさき眼科クリニック@代々木上原

ステロイドはもろ刃の剣

「いろいろ薬を使っているのに、良くならないんです。」という重症アレルギー性結膜炎の患者さん。他院で処方され使っているのは、点眼3種(抗アレルギー剤、抗菌剤、抗炎症剤)と抗菌剤の軟膏でした。

うーん、これくらいアレルギーの症状が強いと、ステロイド点眼を使ったほうがいいと私は思うのと、なぜ抗菌剤?? ちょい「イケてない」処方かなあ、と思ってしまったのでした。

「ステロイド」というと、「絶対に使いたくない!」という反応をする患者さんもいらっしゃいますが、むやみに使うのではなく、必要に応じて、そしてきちんと副作用をチェックしていれば、症状が楽になり治療の効果が上がりやすいのです。アレルギー性結膜炎の場合、薬の使い方を工夫すれば、ステロイド剤を使う量、期間を減らすことができますし、副作用である眼圧上昇、感染症などのチェックも診察を受けていれば確認できます。「もろ刃の剣」と呼ばれるステロイド剤をうまく使うことが医者の技術の見せどころと言えます。

ステロイド剤で眼圧が上がるという副作用は、ある程度遺伝で決まっているようです。そして、目薬だけでなく飲み薬などでも上がることがありますので、他科でステロイド剤を長期に使用する際にも眼科を受診してください。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原
スポンサーサイト

PageTop