紫外線による角膜の炎症です。原因は溶接やスキー、日焼けサロンで紫外線を防ぐゴーグルをしていなかったことです。時に殺菌灯がついていることに気づかずそばにいて発症することもあります。
昼間に紫外線を浴びると時間差で夜中に激痛が出るため、夜間に救急受診する疾患として知られています。ほとんどの方が原因をわかっているため診断はすぐつきますが、原因がわからなくても夜中に両眼の激痛を訴えて受診し、点眼麻酔でその痛みは消え、診察すると角膜全面に傷があることで診断可能です。
感染予防に抗菌点眼、傷を治すためにヒアルロン酸点眼を処方しますが、基本は自然に治るのを待つしかありません。後遺症を残すこともほとんどありません。
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