みさき眼科クリニック@代々木上原

ドライアイの診断

ドライアイの自覚症状をスコア化するアンケートはいくつか知られています。DEQS、OSDIの二つが有名ですが、SANDEという二つの質問項目だけのものもあります。ドライアイ症状がどれくらい起きるかと、その重症度を尋ねるだけなのですが、スコアと他覚的症状とは一致するそうです。そして最近はスマホでドライアイチェックができるアプリ「ドライアイリズム」というものもあります。

いずれも自覚症状の程度を見るだけで、ドライアイの診断はつかないのでは、と思われそうですが、最近ドライアイの診断基準が変更されました。

以前は涙液異常、眼表面の傷、自覚症状の3つがそろわないとドライアイの確定診断とはならなかったのですが、昨年より
「BUT 5秒以下 かつ 自覚症状(眼不快感または視機能異常)を有する」
となり、眼表面の傷はあってもなくても診断には関係なくなりました。BUTとは眼を開けてから眼表面の涙液層に乾いたスポットが出るまでの時間のことです。だいたいこれは眼を開けていられる時間と同じなので、眼を長い間開けていられない、なんらかの眼の症状がある、という人はドライアイだと思ってもらって良いのでしょう。つまり、医者の診察がなくても診断がつくと言えるのですが、ドライアイのタイプによって効果が出やすい点眼薬が異なること、ジクアスとムコスタという眼表面のムチンを増やす点眼はまだ市販にはなっていないことから、治療するためには眼科医を受診する必要があります。ただ、ドライアイに興味のない眼科医だと、眼表面に傷がないとドライアイだとは思っていない可能性もあります。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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