みさき眼科クリニック@代々木上原

ヒドロキシクロロキン網膜症

ヒドロキシクロロキン(商品名:プラケニル)は、エリテマトーデス(SLE)の治療薬として最近日本でも使われるようになってきた薬ですが、目に副作用が出ることがあります。網膜の黄斑部(視力に一番大事な中心部分)にリング状の病変が出て中心視野が欠け、進行すると薬をやめても回復しないことが多く、副作用の早期発見が必要です。

眼科で必要な検査は通常の診察の他:
視力、眼圧、眼底写真、光干渉断層計(OCT)、視野検査、色覚検査
とされています。症状の出始めのころは視力も良好、眼底写真も正常のため、OCTによる検査で視細胞外層が薄くなっていないかをチェックします。投与前にこれらの検査を行い、その後は一年に一回、発症しやすい高リスクの場合には半年に一回の検査がすすめられています。

高リスクの患者さんとは以下のような方たちです。
*累積投与量が200gを超えている
*高齢者(70歳以上)
*肝機能障害、腎機能障害がある
*視力障害がある
*SLE網膜症がある
*投与後に眼科検査異常が出た

病院クラスの眼科にはOCTの機械はありますが、開業医ではまだ持っていないところもありますので、受診前には確認が必要です。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原
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