みさき眼科クリニック@代々木上原

子どもの近視進行

近視の原因は、半分は遺伝半分は環境と言われています。環境要因としては、近くを見ること、都市部に生活していること、などが近視を進行させ、太陽光をあびて外遊びをすると近視が進行しにくいと報告されています。

アジア人には近視が多いのですが、子どもたちの勉強時間が欧米にくらべとても長いことも原因の一つのようです。(上海14時間以上/日、イギリス5時間/日、アメリカ6時間/日)

子どもの視力に関するデータをまとめた報告(日眼会誌120:296-302, 2016)によると、離島である小笠原では東京の子どもより視力不良の割合が低いのですが、テレビ放送が始まった年(1996年)から視力不良が増えてきています。調査対象は小笠原に9年間連続して在住していた子どもとしているため、同じ環境、つまり日照時間が変わることはない場所でのデータであり、テレビの影響があり、と言えるようです。

小笠原の中学一年生の視力を調べると、テレビの地上波放映開始前には裸眼視力0.7未満の子どもがまったくいなかったのに、テレビ放映開始後に義務教育が始まった子どもでは26.6%いた、というのが結構驚きでした。裸眼視力のデータのため、近視の度数がどう変化したかという報告ではないのですが、なかなか興味深いです。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する