みさき眼科クリニック@代々木上原

BUT短縮型ドライアイ

ドライアイは涙の量が少ない、涙の状態が不安定、そして眼の表面に傷がある病気です。眼を開けて眼表面に乾いたスポットが出るまでの時間を涙液層破壊時間(BUTビーユーティー=Tear break-up time)と呼び、「涙の状態が不安定である」とはこのBUTが短いことをさしています。涙の量が減っているドライアイ患者さんは意外に少なく、逆にBUT短縮は9割近くの患者さんで見られます。ドライアイの確定診断基準には眼の表面の傷という項目が入っていますが、この傷がないタイプのドライアイもかなり多く見かけます。
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写真は乾いたスポットが多発している眼の治療前後です。眼を開けた瞬間に乾いたスポットができる、BUT=0秒(Spot break)というドライアイのタイプであり、見えにくくなるため眼の疲れも訴えます。非常に自覚症状が強く出るのですが、通常の視力検査では矯正視力も良好で眼表面に傷がないため見逃されていることも多く、当院に相談にいらした方のうち精神科受診を眼科医から勧められた、という人もいます。パソコン作業の長い方に見られることが多く、近年増えているドライアイです。

眼の調子が悪い場合、ドライアイの可能性もあります。写真で行っている染色はドライアイの診断に必須の検査です。ソフトコンタクトレンズをはずして診察を受けたことがない(レンズが染まってしまうため、特にソフトレンズはつけたままですとドライアイの状態がわかりません。)、蛍光色素で染める検査を受けたことがないのであれば、ドライアイにあまり興味のない眼科なのかもしれません。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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