みさき眼科クリニック@代々木上原

目薬の副作用

他院での治療効果がいまひとつで、点眼薬が増えたのに全然ダメ、と不安になり当院にいらした患者さん。これはもともとの病気はわからないものの、今の状態は点眼薬に含まれる防腐剤による障害なので、だまされたと思って全部薬をやめてください、と説明したところ、あまり納得がいかない顔で帰られたものの、2週間くらいたって、
「…あの、ほんとによくなったんですが?」
「ああ、そうですね。こちらから見ても、まったく正常の状態に戻りましたね。」
「で、私はどうすればいいのでしょう?」
「? えー、これで診療は終了ですので、もう来なくて大丈夫です。」
「ええっ!」
私(???)
「あのー、病院って、ずっと通うものじゃないんですか?」
「ああ、病気によります。」

私の専門は前眼部と呼ばれる、目の前のほう(病名でいえば、ドライアイ、アレルギー性結膜炎など。)です。点眼薬による副作用は結構興味を持っています。眼科で処方される目薬のほとんどに防腐剤が入っていて、時に目の表面に傷を作ります。最近は防腐剤を使わなくても大丈夫な点眼瓶の工夫もされ、いろんな薬が出てきていますので、目の状態を見ながら変更することもあります。

薬が好きな患者さんも結構いらっしゃいますので、必要最小限の処方しか出さない私のところを気に入らない患者さんが実際いるのも知っていますが、これは診療スタイルのあうところを選んでもらえればいいのだと思います。
(でも、なおらない場合、使っている薬がよくないのでは、とちらっと思ってくださいね。)

Byみさき眼科クリニック@代々木上原
スポンサーサイト

PageTop