みさき眼科クリニック@代々木上原

花粉の初期療法

花粉症に毎年悩む患者さんには、早めの治療(初期療法)をおすすめしています。それは主に治療に使われる抗ヒスタミン薬にインバースアゴニストと呼ばれる作用があるからです。

受容体に作用して働く薬はアゴニスト、受容体に結合して作用を起こさないようにする薬はアンタゴニストです。受容体を抑制するように働く薬はインバースアゴニスト(inverse agonist)と呼ばれます。活性化していない受容体に作用して抑制効果があげるので、受容体の数が減ることになります。患者さんへの説明は「かゆみを起こすスイッチを減らせる」とすると、わかりやすいかもしれません。

この初期療法で花粉症を完全におさえこむことはできませんが、症状を軽くする、そして花粉の症状がでる期間を短くすることができます。本当はスギ花粉に対しては1月末からの治療が良いので、もうちょっと間に合わないのですが、今週末花粉が結構飛ぶと予測されていますので、それまでに薬をもらうことをおすすめします。
初期療法は季節がはっきりしているアレルギーに使える方法です。アレルギーの原因がスギだけなのか、他の花粉にも反応するのかは採血で調べることができますので、ご相談ください。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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