みさき眼科クリニック@代々木上原

防腐剤による角膜障害

点眼薬のほとんどには防腐剤が含まれています。塩化ベンザルコニウムという防腐剤が良く使われていますが、この防腐剤により眼の表面に傷ができやすい人がいます。写真は数種類の点眼を使っていて、痛み、充血が治らない、と受診された方の点眼薬を中止する前後のものです。中止後に黄色く染まる傷がなくなっていることがわかると思います。
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ほとんどの方は原因となった点眼薬の中止で改善しますが、元々涙が少ないためにより強く防腐剤の悪影響が出た方の場合には、ドライアイの治療に使われる涙点プラグを入れないと治らないこともあります。

必要な点眼薬であれば、傷ができにくいものに変更しています。時に元々の症状が軽く、点眼治療も必要ないと思われた方で、傷が治らず次々と点眼が増えていったために重症化しているときもあります。いま現在使っている点眼で調子が悪い場合、薬の中止や変更でよくなることもありますのでご相談ください。(使っている薬がわかるように、実物やお薬手帳をお持ちください。「よくある薬」「一番効く薬」と言われる方が多いのですが、これでは薬の内容がまったくわかりません。点眼瓶の色や袋の色でもわからないことがあります。)

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