みさき眼科クリニック@代々木上原

学校健診は医者のため?

先日のことです。学校健診で視力が1.0出なかった、という小学一年生が3人続けて来院。こちらで測りなおすと、軽い遠視があるのみで裸眼視力は1.0でした。後日、つきそっていらした保護者の方から
「3人が全員学校で視力が出なくて、眼科で大丈夫ということは、学校健診で視力が出ないように測っている医者がコントロールしているのでは? そうやって患者数を増やしているんですか?」と言われました。

そんなことはありませんよ~。
(正直、結構びっくりしたのですが、本気でそう思われているようでした。)

1 視力を学校健診で測っているのは医者ではありません。学校の先生(学校によっては生徒)です。当たり前ですが、受診する患者さんを増やすためにそういうことをする医者がいるとは信じられません。(というか、学校医とその後の受診する医療機関は別であってかまわないのです。)
2 健診では、学校生活に支障がなく見えているか、という目的のために短時間で大勢の検査をします。小学校1年生ですと、検査が理解できない場合もあります。学校健診に限らず、健診は病気らしいものを広く拾い上げ、二次健診できちんと診断をつける、というものです。受診して異常がなかった場合に、健康診断がいいかげん、ということではありません。

本当は学童期には「黒板が見えていること」という条件がクリアーできていれば、必ずしも視力(メガネ視力も)が1.0以上出ていないから、と眼科を受診する必要はないのでは、と私は思っています。目の成長のことを眼科医として考えると、小学校にあがる前にきちんと視力が出ていることを眼科で確認するほうが大事です。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原
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