みさき眼科クリニック@代々木上原

全身麻酔による圧迫性脱毛

学会誌に紹介されていて興味を持った報告です。

全身麻酔やICU管理中に頭を固定していると、頭頂部から後頭部にかけて脱毛が起きることがあり、圧迫性脱毛あるいは術後性脱毛と呼ばれています。頭皮の虚血による毛包の障害であり、長時間の手術で起きます。

ある報告(Int J Trichology 4: 64-68, 2012)によると多くは術後一週間前後で脱毛が起こり、その後2−3ヶ月して毛が生え始め、6ヶ月で回復するそうですが、ずっと毛が生えない場合もあるとのこと。心臓外科手術後の報告が多く、眼科は全身麻酔で行う長時間の手術が少ないため報告はほとんどないようです。

長時間の手術時には後頭部を圧迫しない工夫が必要と言えます。本来の病気とは関係なく起きてしまう脱毛のため、主治医が気づいていないこともありそうです。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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