みさき眼科クリニック@代々木上原

結膜弛緩

結膜弛緩(しかん)とは、年を取るとともに白目がたるんでくる現象です。60歳をすぎると程度の差はあってもほとんどの人に起きるとされていますが、何の症状も出ない人もいれば、異物感、乾燥感、涙目、視力低下などの症状に悩む人もいます。

 

本来涙が広がる部分に結膜がシワのようにあるため乾燥感が出たり、見えにくさを感じ、また涙があふれてしまいます。もともとドライアイがある場合には乾燥感をより強く感じるようになります。たるんだ結膜により表面がこすれて異物感が出たり、時に結膜下出血の原因となります。

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ムコスタ点眼を使うと、目の表面を守る粘液であるムチンを分泌するゴブレット細胞が増え、まばたきがスムーズにできるようになり、異物感と乾燥感は減ると報告されています。

 

結膜弛緩が原因と考えられる症状に悩む場合には、眼表面に炎症を伴うこともあるため、薄いステロイド点眼とムコスタ点眼を併用して、ある程度落ち着いたらムコスタ点眼のみにしてみると良いようですが、涙目と視力低下には点眼効果は上がらないので、自覚症状が改善しなければ余っている結膜を切るなどの手術を検討します。


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カカオストア@代々木八幡

テオブロマが出しているBean to Barのセレクトショップです。ケーキはテオブロマと同じです。
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カカオストア@代々木八幡
渋谷区富ヶ谷1-6-8
Tel: 03-3460-1726
営業時間:10:00-22:00
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BUT短縮型ドライアイ

最近のドライアイについてのとらえ方は、「涙が少ない」病気ではなく、涙の安定性が悪く自覚症状が出る病気、となっています。


目を開けてから目の表面に乾いたスポットが出るまでの時間をBUT = Tear break-up timeと呼び、このBUTが短いドライアイは自覚症状が強く出ることが知られています。このタイプのドライアイを調べると、結膜上の杯細胞(ムチンという粘液を分泌します。)が減っていたり、涙液中のラクトフェリンが減っているという報告があります。


最近のドライアイの治療はムチンを増やす点眼ジクアス、ムコスタが主流になっていますし、ドライアイ用のサプリメントもあります。外来をやっているといまだに「ドライアイと診断され、人工涙液を何度さしてもよいと言われたが治らない」という患者さんに出会います。ドライアイのタイプにもよりますが、眼表面の液体成分だけを増やしても治療効果はあがらないと思います。


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アトピー性皮膚炎と乾燥

子どもの肌は乾燥と関係ないように見えますが、皮脂が少ないことが知られています。アトピー性皮膚炎が秋生まれの子に多いのは、乾燥するシーズンに皮膚のバリアが破壊され、そこからアレルギーの原因物質に感作されるからではないか、という報告があり、子どものころに皮膚の保湿をしっかり行うと、アトピー性皮膚炎になりにくいとされています。ヒルドイドやワセリン、市販の保湿剤で保湿しますが、ラノリンやラノリンアルコールにかぶれる人が時々いますので注意します。


まぶたのアトピー性皮膚炎が重症の場合ステロイド軟膏を使いますが、二週間ほど使ったら免疫抑制剤のタクロリムス(プロトピック)軟膏に変更し、落ち着いているときにはワセリンで保湿を続けてもらうようにしています。


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どろまみれ@代々木上原

四谷に本店がある居酒屋の四軒目出店。新鮮な野菜を出すということでの店名らしいのですが、二階への階段という障壁を乗り越えられるかしら。

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どろまみれ@代々木上原

渋谷区西原3-7-5 渡部ビル2F

Tel: 03-6804-9456

営業時間:月—金 17:30-1:00 土・祝日 16:00-23:00

定休日:日、他

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転院するとき

引っ越しなどで転院される場合は、紹介状をお持ちになるとそれまでの治療の経過が良くわかるので診療の役に立ちます。


ドライアイやアレルギーの場合は使っていた薬の効果がなかった(あるいはこの薬が効いた。)という情報だけでもなんとかなることが多いのですが、緑内障の場合、治療効果や病気の進行具合を知るには眼圧(治療していなかったときの眼圧と薬を使ってどれだけ下がったかという情報も。)や視野検査のデータも必要です。


もちろん転院後いちからやり直しでまた目薬の効果を見たり、視野検査の変化をおっていったり、ということもできますが、それまでのデータを捨ててしまうようなことになります。かかっている眼科に不満があり転院したい場合には、紹介状を書いてもらうことを頼みにくいという事情もあるようですが、たとえば「引っ越すので」と言ってみたり、「視野のコピーを自分で持っていたい」と希望するのもよいのではと思います。(治療経過を自分で記録されていて、視野コピーをお持ちになった方の場合には紹介状なしでも大丈夫でした。)


あと、いままで使っていた目薬はどれですか?と尋ねたときに

「一番効くやつ」「よく出される薬」

と答えたり、点眼瓶の色を言われることがありますが、これではどの薬がまずわかりません。「おくすり手帳」や薬の説明、あるいは点眼薬そのものをお持ちになってください。


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結膜炎になった場合の出席停止について

アデノウイルスによる結膜炎は非常にうつりやすく、学童は学校保健法で出席停止が決められています。


咽頭結膜熱、いわゆる「プール熱」は風邪症状と結膜炎が起き、比較的症状は軽く、大体一週間程度で治ります。「主症状が消退した後2日を経過するまで出席停止」となっています。

流行性角結膜炎、いわゆる「はやり目」は眼の症状だけですが、かなり症状が強く、そして二週間くらい続きます。「医師が感染のおそれがないと診断するまで出席停止」となっています。


流行性角結膜炎の確定診断がついている子どもの患者さんで、「症状が出てから数日たっているし、せっかくの林間学校だから来るように。」と学校から言われたと先日保護者の方から相談されましたが、診察時にまだ結膜炎の症状があり、これで林間学校へ行ってしまったら、学童の間に大流行する可能性があります。


アデノウイルスによる結膜炎はときに院内感染となることもあり、常に眼科ではその対策に悩むくらい感染力の強い結膜炎です。


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代一元@笹塚

東京ラーメンの発祥と言われるチェーン店のひとつらしいですね。近所のおじさまたちに愛されている感じなので、なんとか生き残っているようです。
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代一元@笹塚
渋谷区笹塚2-19-3
Tel: 03-3377-5662
営業時間11:30-22:00
定休日:金
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学校健診の視力検査

6月までに学校健診は行うことになっていますので、この時期は健診結果を持って受診するお子さんが多くなっています。


近視の子どもたちは、学校健診の視力検査で視力低下を指摘されて眼科に来る、ということでまず問題ありません。ただ遠視、それも幼稚園や低学年の子どもの場合には、健診で視力が出ていても、眼科での検査が必要なことがあります。


視力の成長は遅くても10歳前頃に終わりますが、成長期には左右の目が同じように、そしてピントがよくあっていないと成長がうまくいかず、大人になっても見えない目=弱視になることがあります。勘違いしている方が多いのですが、弱視はメガネやコンタクトレンズを使っても視力は出ません。子どものころに弱視になりやすい原因を見つけて治療しなくてはなりません。


近視は遠くは見えませんが、近くはよく見えていますので、強度近視でないかぎり弱視の心配はまずありません。遠視は遠くも近くも常にピント合わせをしなくては見えない目の状態です。視力検査のときに見えていても、日常生活ではピントが合っていない時間が多くなっていることがあります。


学校健診の視力検査は、0.30.71.0の3ポイントのみの検査です。学校生活に支障がない視力が出ているかのチェックだけですので、その子どもの視力が遠視であるのかまでは調べられません。そして裸眼あるいはメガネでの矯正視力の検査ですので、矯正視力が1.2以上出ているかは確認ができないことがあります。もし小学校に上がるころまでに一度も眼科で視力を測ったことがなければ、一度検査することをおすすめします。4歳になればほとんどのお子さんは視力がはかれます。


器械で測る検査だけですぐ終わると思っている方も多いようですが、自覚的な視力検査は特にお子さんの場合時間がかかります。当院では午前は12時半までに、午後は5時半までに来ていただくようお願いしています。

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ウイルス性結膜炎

ここのところ家族の結膜炎がうつった、という患者さんが続けて来院されています。


うつりやすいウイルス性結膜炎でよく見られるのは

咽頭結膜熱、いわゆる「プール熱」

流行性角結膜炎、いわゆる「はやり目」

で、どちらもアデノウイルスによるものです。


プール熱は、主に子どもに見られ、風邪症状と一緒に起きる結膜炎です。一週間ほどで治り、重症化することもほとんどありません。

はやり目は、結膜炎だけの症状ですが、異物感、充血、涙目、目やにの症状が非常に強く、「これが結膜炎とは思えない。」とよく患者さんに言われます。治るまで二週間ほどかかり、黒目(角膜)に濁りが出たり、まぶたに偽膜と呼ばれる膜状のものができたり、と重症化することがあります。


今年診察している「はやり目」は、黒目に濁りが出る人が多いように感じます。この濁りはまぶしさ、見えにくさの原因となり、ステロイド点眼で治療しなくてはならず、点眼をやめると再発する場合があり、治療に苦労することがあります。


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