みさき眼科クリニック@代々木上原

結膜炎?

夏のこの時期に目の充血、目やにを訴えて受診する人は、「プールで結膜炎になった」と、うつりやすい結膜炎、いわゆる「はやり目」を心配されることが多いのですが、アレルギー性結膜炎であったり、エアコンによるドライアイのこともあります。

症状からアレルギーだと診断しても、いままでアレルギーの症状がなかったり、スギの時期だけ症状が出ていた方たちは「もしうつりやすい結膜炎だったどうしよう。」と心配されることが多いので、涙でアレルギー性結膜炎の診断がつくアレルウォッチというキットでチェックしています。

このキットで陽性に出て結膜炎の原因がアレルギーだと確定しても、アレルギーの原因を調べる採血検査で全員陽性になるわけではありませんが、いままでスギだけ陽性だったので何にアレルギーがあるのか知りたい、という希望者には当院でも採血検査を行っています。

暑い夜にエアコンをつけたままで寝ると、目の表面はかなり乾燥し、起きたころに充血、目やにといった結膜炎症状が出ることがあります。数時間しておさまるようなら心配ありません。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

スポンサーサイト

PageTop

OPAN@笹塚

買いやすい値段のパン屋さん。
OPAN.jpg
OPAN2.jpg

OPAN@笹塚
渋谷区笹塚1-9-9
Tel: 03-6407-8507
営業時間:8:00-19:00
定休日:月
ホームページはこちら

PageTop

ドライアイが治らないとき

他院の治療でドライアイが治らない、と来院される場合、原因はいろいろです。

1 ムコスタあるいはジクアス点眼を使っていない。
使ったことがあっても、回数が一日一回(ムコスタは4回、ジクアスは6回です。)しか使っていなかったり、数日使ってやめてしまっている、ということが多いのです。どちらの点眼も最低二週間使わないと効果が出ないことがほとんどです。

2 重症ドライアイだからと0.3%のヒアルロン酸点眼が処方されている。
ヒアルロン酸は0.1%と0.3%の濃度がありますが、通常ドライアイの場合濃い濃度の0.3%を使うと、点眼液のほうに自分の涙が吸われてしまい、かえってドライアイ症状が出てしまいます。

3 アレルギー性結膜炎の治療をしていない。
ドライアイとアレルギー性結膜炎の症状は同じです。同時に起きていることもあります。アレルギーがあるときにその治療をしていないと症状は治りません。

4 涙点プラグが必要なドライアイなのに入れていない。
ドライアイの患者さんのうち、涙点をふさいで目の中に涙をためる治療方法である涙点プラグが必要な方はそれほど多くないのですが、重症ドライアイのシェーグレン症候群と思われる眼症状(涙が極端に少なく、眼表面に傷が多い)であるのに、プラグの治療を眼科医から提案されていない場合もあります。

5 あっているコンタクトレンズを使っていない。
コンタクトレンズをしているときだけにドライアイ症状が出る場合はレンズに原因があります。シリコンハイドロゲル素材のレンズに変えるだけでよくなることがあります。(当院はコンタクトレンズの扱いがありませんので、処方を受けているところでご相談ください。)
防腐剤である塩化ベンザルコニウムが入っている点眼薬をコンタクトレンズの上から使用するとドライアイ症状が出ることがあり、点眼を使う場合にも注意が必要です。

6 老眼があるのに対処していない。
45歳すぎていれば確実に老眼になっています。眼がしょぼしょぼする、見えにくい、という症状をドライアイだと思っている方も多いのですが、老眼鏡をかける、今のメガネ、コンタクトレンズの度数を変えないと治りません。

7 マイボーム腺炎の治療をしていない。
マイボーム腺に慢性的に炎症があると、ドライアイやアレルギーのような症状が出ます。これは抗菌剤を使わないと治らないことがあります。

8 目薬を使いすぎている。
防腐剤の入っている点眼薬を使っていると角膜に傷のできる場合があります。

9 抗がん剤の副作用が出ている。
一部の抗がん剤により眼表面に傷ができることが知られています。眼科受診時には使っている他科の薬も説明してください。「何か治療している病気があったり、大きな病気をしたことはありますか?」と初診時にお聞きしていますが、「がんは目と関係ないから」と言わない患者さんも多く見かけます。

10 眼瞼けいれん
眼が開けにくくなる病気ですが(まぶたがぴくぴくするのはこの病気ではありません。)、ドライアイの症状を訴える、あるいはドライアイを合併していることが多くみられます。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

PageTop

「ごきげん」だとドライアイになりにくい

ドライアイの原因はよくわかっていませんが、精神的な状態と関連があるようです。「気のせい」というわけではなく、なんらかの変化が起こっているそうです。

マウスの実験ですが、environment rich状態にしたマウス(おもちゃなどを入れ、数匹と同居)ではドライアイになりにくい、というデータがあります。またBNDF (Brain-derived neurotrophic factor)という神経を発達させたり保護する物質は「うつ」状態やドライアイとの関連が報告されていて、この物質がないとマウスをenvironment richにしても涙が増えないというデータもあるそうです。

いま現在ドライアイ症状に悩む人へすぐ使える治療法とはなりませんが、ここ数年いろいろ研究成果が出てきているドライアイ分野ですね。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

PageTop

和のかし巡り@代々木上原

低GIの和菓子だそうです。
なので甘くありません。大福は塩豆を食べている感じで結構びっくりしました。
wanokashi.jpg

和のかし巡り@代々木上原
渋谷区上原3-2-1
Tel: 03-5738-8050
営業時間:10:00-18:00(変更になることあり)
不定休
ホームページはこちら
食べログでの案内はこちら

PageTop

涙の量は正常のドライアイ

「ドライアイ」というと、涙の量が少ない、というイメージがあると思いますが、ドライアイ症状を訴えて眼科を受診する患者さんの多くは涙の分泌量は正常であり、また眼の表面に傷がないことも多いのです。

では何が問題かというと、涙の状態が不安定ということです。眼をあけてから眼表面に乾いたスポットが出るまでの時間をBUT=Tear break-up timeと呼び、この時間が短い患者さんは非常に多く、自覚症状も強いドライアイです。

眼科医がドライアイ診療に慣れていないと、そしてコンタクトレンズをつけたままだと涙の状態を診察することができないため、ドライアイの診断がついていないこともあります。そして昔からあるヒアルロン酸点眼はBUT短縮型ドライアイにほとんど効きません。ムコスタ点眼やジクアス点眼が効果あるドライアイなので、ドライアイが治らずそしてまだこの薬を使っていなければ試してみたほうが良いでしょう。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

PageTop

コンタクトレンズ装用中のドライアイ症状

コンタクトレンズをつけるとドライアイになりがちです。レンズが目の表面にあることで、目の中にたまっている涙の量が減り(メニスカスが低くなります。)、レンズ上の涙も不安定になるためです。

多くの目薬に含まれている防腐剤の塩化ベンザルコニウムはプラスにチャージしている界面活性剤です。コンタクトレンズはマイナスにチャージしているため、この防腐剤が入っている目薬をレンズ使用中に点眼するとレンズに防腐剤が吸着してしまい、ドライアイ症状が出やすくなります。

最近のドライアイ治療薬、ムコスタ点眼やジクアス点眼は防腐剤フリーになっています。アレルギーの治療点眼薬も防腐剤なしのものがありますので、コンタクトレンズ使用中に使いやすくなりました。何か症状があって眼科を受診される患者さんの中には通常レンズを使っていることを言わない方も多いのですが、レンズ使用中も点眼して大丈夫なのか確認したほうが良いでしょう。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

PageTop

こしんじ@代々木上原

広島焼きのお店です。
koshinnji.jpg

スーパーで売っていた「イカ天瀬戸内れもん味」がサラダのトッピングに乗っていたのにはちょっとびっくり。

こしんじ@代々木上原
渋谷区上原1-34-10
Tel: 03-6804-9944
営業時間:18:00-翌0:30
定休日:火曜
食べログでの案内はこちら
お店のFacebookはこちら

PageTop

子どもの近視進行

近視の原因は、半分は遺伝半分は環境と言われています。環境要因としては、近くを見ること、都市部に生活していること、などが近視を進行させ、太陽光をあびて外遊びをすると近視が進行しにくいと報告されています。

アジア人には近視が多いのですが、子どもたちの勉強時間が欧米にくらべとても長いことも原因の一つのようです。(上海14時間以上/日、イギリス5時間/日、アメリカ6時間/日)

子どもの視力に関するデータをまとめた報告(日眼会誌120:296-302, 2016)によると、離島である小笠原では東京の子どもより視力不良の割合が低いのですが、テレビ放送が始まった年(1996年)から視力不良が増えてきています。調査対象は小笠原に9年間連続して在住していた子どもとしているため、同じ環境、つまり日照時間が変わることはない場所でのデータであり、テレビの影響があり、と言えるようです。

小笠原の中学一年生の視力を調べると、テレビの地上波放映開始前には裸眼視力0.7未満の子どもがまったくいなかったのに、テレビ放映開始後に義務教育が始まった子どもでは26.6%いた、というのが結構驚きでした。裸眼視力のデータのため、近視の度数がどう変化したかという報告ではないのですが、なかなか興味深いです。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

PageTop

ステロイドによる瘢痕抑制作用

ステロイド剤の作用のひとつに、キズの治りを遅らせる、というものがあります。これは悪いことではなく、うまくその作用を利用して治療効果をあげることもあります。

たとえば緑内障の手術のひとつに、ろ過胞とよばれる目の中の水の流れ道を白目部分に作るものがあります。手術後に早く治ってしまうとせっかく作った水の流れ道が閉じてしまうために、瘢痕にならないようにステロイド点眼を使います。また涙が鼻に流れていく涙点を広げる手術でも、あまり早くに傷が治ってしまうと治療効果が出ませんから、ステロイド点眼を長めに使ってゆっくりと傷を治す方法をとります。逆にドライアイの治療のために涙点をふさぐ場合には、ステロイド剤を使うと涙点閉鎖がうまくいかないことがあるので、使わないことがほとんどです。

薬はその効果を考えて処方しています。効果が出そうだから何回も使ったり、面倒だからやめたり、としてしまうと、治療できなかったり、副作用が出やすくなります。回数は守って使ってください。(患者さんの判断で回数を調整してもらってよい目薬もありますが、その場合には説明しています。)

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

PageTop