みさき眼科クリニック@代々木上原

はやり目による角膜混濁

流行性角結膜炎(通称「はやり目」)は、感染力が非常に強いウイルスによる結膜炎です。患者さんの自覚症状もつらく、二週間ほど続く状態に「これが結膜炎とは思えない」とよく言われますが、意外に「目ヤニ」は多くありません。そのためにアレルギー性結膜炎との区別がつきにくいこともあるくらいです。

「あふれるような目ヤニ」と表現される目ヤニのひどい結膜炎は、時に淋菌による結膜炎のことがあり、これは角膜穿孔することもある重症結膜炎です。抗菌剤の全身投与が必要であり、よく処方されるキノロン系の抗菌点眼薬に耐性を持つ淋菌が増えてきているため、患者数としてそれほど多くはありませんが注意が必要です。

ヘルペスによる結膜炎が流行性角結膜炎と診断されていることがあり、ステロイド点眼を使ってしまうとヘルペスは症状が悪化します。流行性角結膜炎は角膜に濁りが出ることがあり、その治療にはステロイド点眼が効果的なため、まずは非ステロイド系の抗炎症薬点眼を使い、角膜混濁が出てきたらステロイドに切り替える、というような治療方法も考えなくてはなりません。

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人間ドックで「緑内障疑い」と言われたら

人間ドックで眼底写真の判定が「視神経乳頭陥凹(かんおう)」「緑内障疑い」となると、「眼科で視野検査を受けてください。」と説明されることが最近は多いようですが、全員に視野検査が必要なわけではありません。

数年前から保険診療で検査できるようになったOCT検査(眼底三次元画像解析、光干渉断層計)は、眼底写真を撮るような検査であり患者さんの負担が少ないものです。視野検査はかなり集中力がいるうえ、慣れも必要な検査です。このOCTがなかった時代、眼底検査で緑内障疑いとなった場合は視野検査により確認するしかなかったのですが、現在はOCTでまったく異常がなければ視野まで行わなくてすむ方も出てきています。逆にOCTで早期発見もできるようになりました。

現在多くの眼科でこのOCT検査はできるようになっていますので、ドックでひっかかった時にはご相談ください。当院でも検査可能ですし、開業医であっても半数以上の眼科にある器械です。

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Curry&Spice青い鳥@幡ヶ谷

カレー屋というより、売り物にしている重ね煮主体のエスニック料理と言えそうです。エスニックとかヨガ好きの女性に人気のよう。
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Curry&Spice青い鳥@幡ヶ谷
渋谷区幡ヶ谷2-47-12 2F
Tel: 03-6276-0082
営業時間11:30-14:30 17:30-22:00 (日曜は11:30-15:30)
定休日:月
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BUT短縮型ドライアイ

ドライアイは涙の量が少ない、涙の状態が不安定、そして眼の表面に傷がある病気です。眼を開けて眼表面に乾いたスポットが出るまでの時間を涙液層破壊時間(BUTビーユーティー=Tear break-up time)と呼び、「涙の状態が不安定である」とはこのBUTが短いことをさしています。涙の量が減っているドライアイ患者さんは意外に少なく、逆にBUT短縮は9割近くの患者さんで見られます。ドライアイの確定診断基準には眼の表面の傷という項目が入っていますが、この傷がないタイプのドライアイもかなり多く見かけます。
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写真は乾いたスポットが多発している眼の治療前後です。眼を開けた瞬間に乾いたスポットができる、BUT=0秒(Spot break)というドライアイのタイプであり、見えにくくなるため眼の疲れも訴えます。非常に自覚症状が強く出るのですが、通常の視力検査では矯正視力も良好で眼表面に傷がないため見逃されていることも多く、当院に相談にいらした方のうち精神科受診を眼科医から勧められた、という人もいます。パソコン作業の長い方に見られることが多く、近年増えているドライアイです。

眼の調子が悪い場合、ドライアイの可能性もあります。写真で行っている染色はドライアイの診断に必須の検査です。ソフトコンタクトレンズをはずして診察を受けたことがない(レンズが染まってしまうため、特にソフトレンズはつけたままですとドライアイの状態がわかりません。)、蛍光色素で染める検査を受けたことがないのであれば、ドライアイにあまり興味のない眼科なのかもしれません。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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カラーコンタクトレンズを使いたいなら

カラーコンタクトレンズはその色素がレンズの表面に露出していることがあり、黒目に傷を作ってしまったり、アレルギー症状の原因となることがあります。またレンズ表面に色素があると、汚れや細菌などがつきやすくなると言われています。

現在販売されているカラーコンタクトレンズのほとんどはHEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)という素材であり、一世代昔によく使われていた酸素透過性が悪いものです。この素材の場合、レンズ自体を薄くしレンズの動きがよくないと長時間装用は安全と言えません。しかし、売られているカラーコンタクトレンズのHEMA素材のものは厚みがあるものが多く、また目を大きく見せる目的のためにレンズのサイズが大きく、カーブの種類も選択できないため非常に動きの悪いものが多く見られます。

カラーコンタクトレンズによるトラブルを防ぐには、HEMA素材ではないレンズを使うことです。もしどうしてもカラーを使いたいのであれば、下記のレンズの中から選び、きちんと使い方を守ってください(ワンデーは一日で捨てる、手入れが必要なレンズはきちんと洗う、など)。

カラーコンタクトレンズ使用中に充血、痛みなどの症状があり、当院を受診する患者さんは、眼科の診察を受けることなくネットや雑貨店でレンズを購入されている方ばかりです。アドバイスしても、また同じレンズを使い続け同じトラブルを起こして何度も受診されるのはとても残念なことです。

ジョンソン・エンド・ジョンソン社
  ワンデー アキュビュー ディファイン
  2ウィーク アキュビュー ディファイン
日本アルコン社
  フレッシュルック デイリーズ カラー
  フレッシュルック デイリーズ イルミネート
  エアオプティクス ブライト
  エアオプティクス カラーズ
ボシュロム社
  ナチュレール

(当院ではコンタクトレンズ処方も処方せんの交付もしていません。)

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アトリエフジタ@代々木上原

ワインバー。パンはカタネベーカリーと365日、コーヒーはパドラーズ、というおしゃれ系。
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アトリエフジタ@代々木上原
渋谷区西原3-4-3 アミティ代々木上原2F
Tel: 03-6416-8241
営業時間:17:30-24:00
定休日:日曜と他にもあるようです。お店のFB参照してください。
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緑内障加療中の隅角検査

緑内障と診断をする際には隅角(眼内を巡回している水が流れ込む部分)が開放か閉塞かをチェックしています。それにより治療方針が変わるからです。

ただ高齢者の場合、もともと開放隅角と診断されていても、治療中に眼圧が不安定になったり上がってくる場合、偽落屑症候群の可能性があります。偽落屑症候群とは、フケのようなものが隅角につまってしまい閉塞隅角緑内障となるのですが、高齢になると出やすくなります。瞳孔の縁に落屑がはっきりと見えると診断は簡単ですが、隅角鏡を使った検査をしないとわからないこともあります。経過の長い高齢者の緑内障では時々隅角検査もする必要があると言えます。

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アトロピン治療が効かない近視

低濃度のアトロピン点眼は学童期の近視進行をおさえられることがわかっています。もちろんこの治療をしても完全に近視が進まないようにはできないのですが、治療をしている中でも近視の進行が早い子とそうでない子どもにわかれます。

治療効果が出にくいのは、小さい頃より近視の度が強く、両親が近視、という子どもが多いと報告されています。もともとの近視の進行が早く、点眼治療の効果が出来にくい場合があるようです。Am J Ophthalmol 2015, 159: 945-949.

この治療は近視を直すわけではなく、近視の進行を抑制するものです。時々成人の方から問い合わせをいただきますが、成人での近視進行は学童期の進行とメカニズムが異なりますし、治療効果の報告もないので、成人にはこの点眼治療は行っていません。

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Matsushima@代々木上原

久しぶりに美味しい中華を食べました。香港の中華が美味しいと思う私が満足できる中華料理を日本で食べられることは少ないのですが、ここは美味しいです。唐辛子を使う料理がちょっと私には辛すぎなので、次回はちょっと調整してもらおうと思います。
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量は少ないので、いろいろある黄酒(紹興酒)で飲みながらが一番楽しいかなあ。ドアにちょっとびっくりしますが、ひるまず開けましょう。

Matsushima@代々木上原
渋谷区上原1-35-6 第16菊池ビルB101
Tel: 03-6416-8059
営業時間: 月ー土: 18:00-23:00(L.O.)、日祝: 17:00-22:00(L.O.)
定休日:水
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白内障手術の順番

白内障の手術は同じ医師が一日に何件も行うことが通常です。手術の順番は、感染症のある人は最後、あとは手術する眼で振り分けることが通常かと思います。右眼の人を続けて、次に左眼の人、というようになります。(両眼を同日に手術することは基本的にはありません。)患者さんによっては、一番最初が良い、あるいは調子が出てきた中盤くらいに、と希望されることもあると思います。この手術の順番が手術にどう影響するか、という論文があります。J Cataract Refract Surg 2015, 41: 594-597.

手術の順番は合併症の発生率とは関係なかったが、手術時間が最初の症例では長かった、という結果でした。とは言っても数分の差です。実際に手術をしていると、「リズムに乗ってくる」という感覚があり、一番最初はやや手間取るのはわかります。ただ患者さんの立場から考えれば、どの順番になっても手術結果に差はないと言えますので、安心してもらって良いでしょう。

素朴な疑問をデータで解析していて、面白いなと思う論文でした。

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