みさき眼科クリニック@代々木上原

ウイルスによる結膜炎の診断キット

うつりやすい結膜炎=流行性角結膜炎(通称「はやり目」)も、花粉症の時期に結構受診されます。この結膜炎かどうかを診断するキットがあるのですが、目の表面をかなり強くこすらないと検査に必要な量のウイルスを採取することができません。麻酔をしてもかなり痛いと思います。

この結膜炎を疑って検査した患者さんに、「家族が他の眼科を受診したときは目やにだけをそっと取って同じ検査をしたのに…。」と言われましたが、目やにではこの検査はできません。正確に言うと、目やにには検査に十分なウイルス量がないため、ウイルスに感染していても結果が陰性となり無意味な検査となります。同じウイルスが咽頭に感染した場合、咽頭からはウイルス量を十分に取りやすいようで、こすらなくても良いようです。
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写真はウイルスキット陽性の方ですが、ここまで炎症が激しいとウイルス量が多いので、ちょっとこするだけでもすぐ陽性にでますが、症状がはっきりしないときには、やはりしっかりこすらないとダメなようです。

この方はあまりに炎症が強かったせいか他院でウイルスではなく細菌感染を疑われていたようですが、発症15日目にはこの結膜炎に特徴的な偽膜ができています。(白いものは目やにではありません。)「はやり目」は時に「これが本当に結膜炎なの…?!」と思うほど、ひどくなります。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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花粉症の低年齢化

昔は3才未満のアレルギー性結膜炎、というのは少なかったのですが、最近はアレルギーの低年齢化が進んでいるようです。

「かゆい」と訴えることのできない小さい子どもの場合、目やに、充血、こする、などの症状で連れて来られ、この年代は細菌性結膜炎も多いため、診断がむずかしいことが多いのです。鼻水も風邪かどうかはっきりしないと小児科で言われ、数年様子を見ているうちに花粉症がはっきりしてくることがあります。風邪にしては長引く、そして花粉が多く飛ぶ日に外に出ると症状が悪化する、というお子さんで目の症状があれば、アレルウォッチという検査を行うと診断がつきます。
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涙の中にIgEというアレルギーを起こすものが出ているかチェックするのですが、大人の場合は写真のようにろ紙をまぶたの縁にひっかけて涙の分泌を待ちます。同じ方法だと小学校低学年くらいからはできるようですが、幼稚園児だといやがって検査に必要な量の涙が取れずなかなかうまくいきません。逆に1才くらいだと保護者の方に抱いていてもらい、泣いている涙をろ紙に吸わせて検査が可能です。(泣かせるのがちょっとかわいそうなのですが、診察を怖がって泣いてくれるとあっというまに検査は終わります。痛くありません。)

今年の花粉症の時期は1才で発症した子どもたちを何人も診察しています。なかなか治らない目やにがあり、アレルウォッチで陽性となり診断がつきました。おそらく去年大量に飛んだ花粉にさらされての発症だと思います。長引く結膜炎はアレルギー性結膜炎、花粉症の可能性がありますので、ご相談ください。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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nonno(ノンノ)@代々木八幡

イタリアン。いろいろ物足りない感じで、その分お値段高く感じてしまいました。

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nonno
(ノンノ)@代々木八幡
渋谷区上原1-2-1 1F
Tel: 03-6804-7051
営業時間:11:30-15:00 18:00-23:30
定休日:月
食べログでの案内はこちら

(ワイン飲むと、食べログの予算よりかなりオーバーします。一人8000円くらいでした。)

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抗ヒスタミン薬のインバースアゴニスト作用

受容体に作用して働く薬をアゴニストと呼びます。受容体に結合して作用を起こさないようにする薬はアンタゴニストですが、受容体を抑制するように働く薬はインバースアゴニスト(inverse agonist)と呼ばれます。

抗ヒスタミン薬はアンタゴニスト、インバースアゴニストの双方の働きがあります。つまり、アレルギーを起こすヒスタミンが受容体に作用しないように働く作用と、受容体が反応しないように、いわばアレルギー反応に対して鈍感にする作用があるわけです。飛ぶ時期がはっきりしているスギ花粉症には「初期療法」と呼ばれる、早めに薬を使う治療法が勧められています。昔は飲み薬の効果が出るのにある程度の日数が必要なため、と言われていましたが、今は抗ヒスタミン薬のインバースアゴニスト作用を期待しての治療法と考えられています。だいたい1月末からの内服を勧めています。

以下代表的な抗ヒスタミンの飲み薬をあげておきます。( )内は商品名です。
ロラタジン(クラリチン)、オキサトミド(セルテクト)、オロパタジン(アレロック):アンタゴニストとしての作用が強いので、症状が出てからの投与がおすすめ。
セチリジン(ジルテック)、フェキソフェナジン(アレグラ):インバースアゴニストとしての作用が強いので初期療法におすすめ。
エピナスチン(アレジオン):基本的にはインバースアゴニストの作用が強いのですが、セチリジンやフェキソフェナジンよりはアンタゴニストの作用があります。

最近アレジオンは点眼にもなりました。インバースアゴニスト作用が目の表面で出ているかのデータはないようですが、理論的に考えれば初期療法からシーズン中も使える目薬と言えそうです。

当院はアレルギーの飲み薬、点鼻薬も処方しています。花粉症のシーズン中どういう症状に悩むのかご相談ください。


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ヒビテンによる角膜障害

眼科の手術では洗眼する時も薄めた消毒薬を使い、その後生食で洗い流しています。他科の手術で皮膚を消毒する消毒薬が目に入るとトラブルのもとです。

うつぶせで手術をする際に皮膚を消毒した液体が目に入り、角膜障害を起こした報告が先日の学会でありました。目の回りはカバーしていたようですが、隙間から入り込み、術中ずっと眼内は消毒薬で浸されていたそうです。その後一年間角膜上皮びらんを繰り返し、角膜内皮減少という不可逆性の変化まで起きていました。手術の種類によっては、こういうトラブルに留意する必要があります。

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Green and Meat Life@代々木上原

カフェ。広いので、急な打ち合わせなどに使えそうです。
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閉店しました。
Green and Meat Life@代々木上原
渋谷区西原3-12-14 西原ビル一階
Tel: 03-6804-9170
営業時間:11:00-15:00 (L.O. 14:30) 17:30-23:00 (L. O. 22:30)
日•祝:10:00-15:00
定休日:月
現在ホームページ等はないようです。

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点眼できていますか?

患者さんがきちんと点眼できているか、外来診療時には薬の処方本数、間隔で確認するくらいにとどまっています。自覚症状に乏しい、そして目薬による治療効果を感じることができない緑内障の患者さんの場合、なかなか治療を続けることが難しいことがあります。高齢者でうまく点眼できない(これは点眼瓶の形にもよります。)、そして緑内障による視野欠損が下にあるとますますうまく目に入れることができないそうです。同居しているご家族がある場合には、家族にお願いすると突然眼圧が下がる、という話も聞きました。

多く使われているプロスタグランジン系の抗緑内障点眼薬は夜に一回点眼なので、「夕べ何時に目薬を使いましたか?」と聞いてみて、すぐ答えられる患者さんは点眼を使えているそうです。簡単で役立つ確認方法ですね。

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保護者の方へのアンケート結果

主に就学前のお子さんがいらっしゃる保護者の方にアンケートをお願いしました。解答いただいた皆様ありがとうございます。皆様に知ってほしい部分をまとめます。

「目の成長は6歳(遅くても10歳)までに終わります。この時期によく見えていないと大人になっても視力が出ない目=弱視になってしまうことをご存じでしょうか?」

   はい 25.4%  いいえ 74.6%

⇒目の成長期に強い遠視、近視、乱視、また左右の視力の差が大きいと、この弱視になる可能性があります。そのため当院では4才近くなるころに眼科で視力を測ることをおすすめしています。3才時健診ではまだ視力がうまく測れない子供もいたり、自宅でのチェックにとどまることが多いのと、小学校の就学時健診では遅すぎるので、4才になったら眼科を受診してください。もちろん4才前でも見え方に不安を感じるようでしたらご相談ください。(大人と同じように検査できるのがだいたい4才です。)

「子供の飲み薬は大人と量がちがいますが、目薬は大人と同じものを同じ回数で大丈夫、ということをご存じでしょうか?」

  はい8%  いいえ92%

⇒お子さんと保護者の方に同じ目薬が処方されると驚かれる方も多いようですが、処方の目薬に「子ども用」というものはありません。ステロイド剤点眼のように眼圧上昇の副作用が子どもに起きやすい、ということはあります。また、処方の目薬は「一般的に使う」ものではなく、その人個人の病気に対して処方されるものです。なので、大人に出された目薬を医師の指示なく子どもに使ってよい、ということではありません。当然大人であっても他人の目薬を使ってはいけません。

「目の病気は特殊な場合を除き、0才からでも当院のような開業医で診察できることをご存じでしたか?」

  はい44%  いいえ56%

⇒当院では、弱視の治療が必要な場合や、眠らせないと検査ができない場合、また先天性の鼻涙管閉塞の治療は子ども専門の眼科に紹介していますが、結膜炎などは普通に診察しています。眼科は、内科と小児科のようなはっきりとした住み分けはしていません。お子さんであってもまずは近くの眼科で相談するのが一番です。

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聚満園(しゅうまんえん)@幡ヶ谷

うまい!早い!安い!
という中華の真髄を守っているお店です。お客さんもよく分かっていて、ランチタイムは次々来店あり。今度は夜試したいと思います。
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聚満園(しゅうまんえん)@幡ヶ谷
渋谷区西原2-31-7 内藤ビル1F
Tel: 03-5465-2976
営業時間:11:00-15:00 17:00-23:00
無休
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上輪部角結膜炎

上輪部角結膜炎は、上まぶたにかくれている上の輪部(黒目と白目の境部分)の結膜に原因不明の炎症が起きる病気です。写真では上輪部の結膜が厚くなり、染色液に染まっています。ドライアイの一種ですが、これまでなかなか目薬が効かず、ゴロゴロする感じが治らない患者さんが多かったのですが、ドライアイの新しい治療点眼薬ジクアス、ムコスタが効くことがわかってきました。
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この二つの目薬は目の表面を守るムチンという粘液を増やすのですが、まぶたと目の表面の摩擦を減らすことにより、上輪部角結膜炎の症状が軽くなるようです。なぜ摩擦が起きるのか、ですが、まぶたの圧力が高いために起きる、という報告があります。特殊な器械でまぶたの圧を測ることができ、この病気の人では圧が高いそうです。
眼瞼圧が高い→摩擦が起きる→上輪部に炎症が起きる、という流れで病気が起こるようですね。

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