みさき眼科クリニック@代々木上原

ばれてます。

コンタクトレンズによる巨大乳頭結膜炎がかなりひどい患者さん。
「あの、レンズを購入したときの診察時に何か言われませんでした。かなりひどいアレルギー症状があるし、レンズを使っていて調子が悪いと思うのですが…。」
「…あ、あの、『目をよく洗うように』って言われました。」
「ええっ!! いまどき目を洗う眼科って珍しいし、これだけのアレルギー症状に目薬も出さないって本当に眼科ですか??」
「えーと、実はネットでずっと買っていて、診察受けてません…。」

まー、そうでしょうねえ。

昔は「目洗い眼科」とまで言われて、目を洗う処置は普通に行われていましたが、今は(少なくとも都会の眼科では)行うところはありません。洗うと気持ちいいらしいですけどね。ご家庭でも洗う必要はありません。目は何か入った場合以外洗う必要はないのです。
昔の時代に眼科を受診して以来、きっと最近は眼科受診をされていないのでは、と思われる患者さんでした。定期検査は受けましょう。

写真はコンタクトレンズによる巨大乳頭結膜炎の上まぶたの写真と、軽いアレルギー性結膜炎がある(それも症状がない時期)の比較写真です。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原


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学校健診は医者のため?

先日のことです。学校健診で視力が1.0出なかった、という小学一年生が3人続けて来院。こちらで測りなおすと、軽い遠視があるのみで裸眼視力は1.0でした。後日、つきそっていらした保護者の方から
「3人が全員学校で視力が出なくて、眼科で大丈夫ということは、学校健診で視力が出ないように測っている医者がコントロールしているのでは? そうやって患者数を増やしているんですか?」と言われました。

そんなことはありませんよ~。
(正直、結構びっくりしたのですが、本気でそう思われているようでした。)

1 視力を学校健診で測っているのは医者ではありません。学校の先生(学校によっては生徒)です。当たり前ですが、受診する患者さんを増やすためにそういうことをする医者がいるとは信じられません。(というか、学校医とその後の受診する医療機関は別であってかまわないのです。)
2 健診では、学校生活に支障がなく見えているか、という目的のために短時間で大勢の検査をします。小学校1年生ですと、検査が理解できない場合もあります。学校健診に限らず、健診は病気らしいものを広く拾い上げ、二次健診できちんと診断をつける、というものです。受診して異常がなかった場合に、健康診断がいいかげん、ということではありません。

本当は学童期には「黒板が見えていること」という条件がクリアーできていれば、必ずしも視力(メガネ視力も)が1.0以上出ていないから、と眼科を受診する必要はないのでは、と私は思っています。目の成長のことを眼科医として考えると、小学校にあがる前にきちんと視力が出ていることを眼科で確認するほうが大事です。

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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多焦点眼内レンズ体験記@日経メディカルオンライン

ちゃっかり母の体験記を載せてもらいました。

日経メディカルオンラインの「多焦点眼内レンズの満足度はいまひとつか?」です。(全文読むには会員登録が必要です。)
ネットで検索してみると絶賛しているコメントが多いので、まあうちの母の「ややいまいち」という感想も役に立つでしょう。
(見えないわけではなく、疲れるようです。)

Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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En boca@代々木上原

釜焼きピザのお店です。軽井沢で有名だそう。

ピザは注文順に一枚一枚釜で焼くので、出てくるまで相当時間がかかります。また、他のメニューも出てくるのに時間がかかるものが多く、ピザまでお酒類をちびちび飲みながら(ベルギービールが豊富にあります。)我慢できる、というお酒に強い方か、他のメニューを食べてまだなおかつピザをおいしく食べられる大食漢でないと楽しめないかもしれません。老姉妹二人ではちょっとつらかったです。

食事の注文バランスがまったくつかめないのですが、お店の人は全然アドバイスしてくれません。注文の量に悩む店って珍しいのですが、ピザは使う粉の量が世界的に同じなので(初めて知りました。)、と愛想のないお店の方。

ピザがとってもおいしく、大人のピザだと思うので、ちょっと不満が残る対応が多いお店でした。食べたければ大勢で行くのが良いのでしょう。何度か行って、注文の量をつかむべきなのかしらん。あるいは軽井沢の常連さんでないとダメなのかもしれませんね。

地元なら地図を見てすぐわかる、藤田さんの豪邸前です。
エンボカ東京@代々木上原
17:30-22:00
(2回転で完全予約制です。最初の予約は17:30のみで、3時間で出てください、とのことです。)
定休日:月・火
電話:03−5452−1699
地図はこちら

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特定健診の落とし穴

特定健診がカバーする眼科の検査は眼底写真だけです。
白内障などのために写真がきれいに撮れないと診断ができません。また、糖尿病がある場合には、写真に写らないところから網膜症が始まることが多いので、眼底写真検査だけでは不十分です。

と、説明しても「写真だけでいいです。」と言う方が多いのと、眼底写真の説明後に
「ところで視力はどれくらいですか?」
「メガネはあっているでしょうか?」
と聞かれる方が多いのです。眼底写真ですべてがわかるわけではありません。(わかるとお互い楽ですよねえ。)

要は「眼科の専門から言わせてもらえれば、視力、眼圧も必要だけれども、自治体はお金がないからそこまで無料でできない。」ということなんです。

もちろん持病もなく、眼底写真だけで十分な方もいます。でもせっかく眼科にいらしたのだから、個人個人に必要な検査を受けていけばいいのになあ。残念。
(うちを受診した人はよくわかると思いますが、非常に検査や薬の処方の少ない眼科です。必要最小限のことしかしません。何回も不要な受診をするようなお勧めもしません。)

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LASIK(レーシック)とコンタクトレンズはどちらが安全?

時々、24時間コンタクトレンズを入れっぱなし、という患者さんに遭遇します。「ワンデー」レンズなので、24時間ごとに交換している、と話されている人もいましたが、睡眠時間中は目から出すのが通常のコンタクトレンズです。寝ているときに入れる近視矯正のレンズや、1週間の連続装用レンズはレンズ設計が異なります。また、ワンデーレンズを何度も洗って使用している、という人にも出会います。(ワンデータイプのコンタクトはすぐよれよれになるので、どう洗っているのか謎なのですが…。)

こういう方こそ、レーシック手術で近視を治せば良いのになあ、と思うのですが、「手術は怖いから。」とも言われ、(そんな汚いレンズを目に入れているほうが、よっぽど怖い…。)と私は思ってしまいます。
レーシック術後の感染症が一時期ニュースとなっていましたが、あれは起こる確率が非常に低い合併症が起きているので、大問題になったのです。
ただ、レーシックの術前はコンタクトレンズを休まなくてはならないので、その間をどうすごすか、ですね。

そういえば「手術は怖くなかったけれど、化粧してはいけないと言われ、すっぴんでいるのが怖かった。」と言っていた患者さんもいましたっけ。
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冷蔵庫は万能ならず

時々「ずっと前に買った目薬なんですが…」と、ラベルの文字もすり減ったような点眼瓶を見せられることがあります。目薬は使いはじめたら一か月で捨ててください、とお話しているのですが(7-10日しか使えないものもあります。)、「えー、冷蔵庫に入れておいたから大丈夫ですよね?」と言われる方あり。

それは「冷蔵庫に入れておいたのに、どうして野菜が腐ったのかしら?」という質問と同じですよー。冷蔵保存しなくてはならない点眼薬もありますが、それは保存期間を長くするためではありません。冷蔵庫に入れることは、永遠に長持ちさせるためではないのです。

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うつりやすい病気

新型インフルエンザの騒ぎも一段落か、という感じですが、なぜこれだけ騒がれるかというと、新しいウイルスのために免疫を持っている人が少なく、非常にかかりやすい(感染しやすい)からです。幸い、重症化する場合は少ないようですが、インフルエンザにかかると重症化する危険のある人たち(持病がある場合や、妊娠中の方。)は、やはり感染しないにこしたことはないので注意が必要です。(「インフルエンザなんて」と思われる方もあるようですが、新型ではなくてもインフルエンザで死ぬことはあります。)

眼科の場合、非常にうつりやすいウイルスの病気として、「はやり目」(正式名称は「流行性角結膜炎」)があります。このアデノウイルスは、ウイルスの生き残る力が強いのでやっかいです。眼科の入院病棟で発生すると、病棟閉鎖しなければならないこともあります。眼科に入院中の患者さんは手術後の患者さんがほとんどで、目の表面が感染しやすい状態になっていますし、診察を何回も受けるために感染の機会が増えてしまっています。
眼科スタッフもこの結膜炎に感染してしまうことがありますが、日常的にコンタクトレンズを使用している人のほうが感染しやすい気がします。目にさわる機会が多いのと、レンズにより目の表面に傷があるからでは、という話もあります。

コンタクトレンズは目にとって異物です。何か症状(赤い、ゴロゴロするなど)がないと感じない場合が多いのですが、日ごろからウイルスや細菌に感染しやすい状態を作りだしているともいえるのです。続けてレンズを使って大丈夫なのか、定期的に眼科の診察を受けてください。

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めまいは何科?

「目」が回るので、と眼科受診される場合がありますが、めまいは眼科の病気ではありません。めまいだけの場合は耳鼻科が専門ですし、めまいの他、手足のしびれや頭痛、ろれつが回らないなどの症状がある場合は脳出血の可能性もあり、内科や救急外来での対応になります。よくわからない場合には、お近くの耳鼻科の先生に相談するのが一番良いでしょう。

メガネが強すぎてくらくらする、という場合は眼科です。あと、遠視があり目が疲れてしまい体の不調につながるときもあります。「良く見える」ということは必ずしも、快適な生活につながらないこともあるのです。40歳前後の方で「昔は良く見えていたのに~!」と、目の不調を不思議に思うときには、遠視のせいかもしれません。どうぞご相談を。

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近眼は悪いこと?

学校健診後、保護者の方たちがお子さんと一緒にいらっしゃいますが、お子さんの裸眼視力に一喜一憂するのにちょっとびっくり。そして、近視があることがわかると、とってもがっかりされます。

近視がある、そして度数のちがいは、個人個人について回る個性のようなものだと私は思います。そして、近視は20歳すぎまで進行します。近視があることを悪いことと思うこと、また進行するのをなんとか止めたい、という考えは、ある意味個性の否定か成長しないことを願うようにも感じます。視力の結果にこだわるより、黒板が今見えているのか、眼科として治療すべき状態ではないか、ということの確認が大事です。

そして、40歳すぎれば軽い近視があるほうが近くがよく見えて老眼鏡がいりません。かえって便利なこともあるのですが、そのあたりの感覚がわかりにくいのは、小学生のお母さんたちがまだ老眼じゃない、ってことなのかもしれませんね。
Byみさき眼科クリニック@代々木上原

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