みさき眼科クリニック@代々木上原

点眼薬•眼軟膏によるアレルギー

点眼薬によるアレルギー性結膜炎は、点眼後4-5時間しておきる充血、かゆみ、むくみの症状です。処方した薬以外では、眼底検査に使われるミドリンPに含まれるフェニレフリンで起きることがあります。

点眼薬や眼軟膏でおきる「かぶれ」はアレルギー性接触皮膚炎であり、使用して24-48時間後におきる皮膚の赤み、かゆみ むくみ びらんなどです。点眼薬では下まぶたと頬に起きる傾向があります。

よく外来で経験する原因薬剤は:
*防腐剤の塩化ベンザルコニウム
*アミノグリコシド系抗菌薬(特にフラジオマイシン、ゲンタマイシン)
*緑内障治療薬の
チモロールマレイン酸塩(チモプトールなど)
ニプラジロール(ハイパジール)
ジピベフリン塩酸塩(ピバレフリン)
*アレルギー治療薬の
ケトチフェンフマル酸塩(ザジテン)
アンレキサノクス(エリックス)
クロモグリク酸ナトリウム(インタール)

判定には皮膚科でパッチテストとなりますが、使用している薬の内容から診断が容易なこともあります。アレルギーを起こしているからとステロイド軟膏であるリンデロンA軟膏、ネオメドロール軟膏が処方されていることがありますが、この二つに含まれているフラジオマイシンが原因薬剤のこともあり、なかなか治らない状況になってしまっていることがあります。

目の回りに使う化粧品やビューラーが原因のこともあります。

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円錐角膜

円錐角膜とは、目の一番表面にある角膜が円錐状に突出してくる病気です。若い時に進行し、かなりはっきりとした円錐角膜であれば診察時にすぐわかりますが軽症の場合は診断が難しいときもあり、患者さんの「見えにくい」という訴えが精神的なもの、とされていることもあります。

視力検査のときには乱視も調べていますが、正乱視、倒乱視であることがほとんどです。これらの乱視は縦横の屈折度数が異なります。軽症の円錐角膜による乱視は斜乱視(乱視の軸が180度や90度でない)になることが多く(進行した場合には器械で計測できません。)、視力検査の結果より円錐角膜を疑えるときもあります。

円錐角膜を正確に診断するには、角膜形状解析(トポグラフィー)によります。角膜の状態をより詳しく検査する器械ですが、当院のように手術をしていない、そしてコンタクトレンズ処方をしていない眼科では置いていないことがほとんどです。手術をしている眼科、あるいはハードコンタクトレンズの処方が得意な眼科では備えてありますので、視力不良の原因がはっきりしない場合には、その器械があるところで検査してみるのもひとつです。

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Good Town Bakehouse@代々木上原

原宿にドーナッツ、バーガー、パンケーキのお店を展開しているところがやっているカフェです。お客さんは若いお嬢さんばかりで、入ってきた若い男性がひるんでいました。
Good town

日本人はなぜ「アメリカン」と聞くと素敵と思うのでしょうねえ??

Good Town Bakehouse@代々木上原
渋谷区上原1-30-1 1F
Tel: 03-6886-5330
営業時間:10:00-
定休日:不明
食べログでの案内はこちら
会社のホームページはこちら


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糖尿病と角膜上皮

糖尿病があると角膜上皮に傷ができやすい、治りにくい、ということが良く知られています。ヒトや動物実験の報告によると、糖尿病があると角膜の細胞と細胞を接着させている繊維が短くなったり、角膜上皮のバリアー機能が低下したり、角膜内の神経線維が減ることで角膜知覚が低下し、またドライアイになる、というさまざまな原因より角膜上皮障害につながるようです。

糖尿病網膜症が悪化すると硝子体手術と呼ばれる眼球内の手術を行うことがあります。その手術のときに眼球内を見やすくするために角膜上皮をはぐことがあり、術後に上皮が戻りにくいことが問題となります。手術中に角膜を保護するように粘弾性物質や保護用コンタクトレンズ、そして積極的にドライアイの治療をすることもすすめられています。

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OCT検査が役立つとき

OCT(眼底三次元解析装置)は、緑内障や黄斑疾患の診断に非常に役立ち活用されています。緑内障の診断をこの検査のみでできる場合もありますが、通常は眼底検査や視野検査の結果を総合的に検討します。一方OCT検査を行うことで「緑内障ではない」とはっきり言うことができ視野検査までしなくてもよい場合もあります。
big2.jpg

最初の写真は緑内障疑いで三か月ごとに視野検査をしていた、という方のものです。高齢のため通院が難しくなり、今後どうしたらよいのか、と相談に来院されました。
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白内障もあるためピントがいまひとつですが、次の写真(他の方のです。)とくらべると視神経乳頭(血管が出てくる丸いところ)が大き目であるのがわかると思います。大き目の乳頭の場合、中心のくぼみ=陥凹(かんおう)が緑内障のように見えてしまうことが多く、この方も写真では視神経乳頭陥凹があるとされ、ドックでは二次検査が必要となると思われます。
OCTではこの視神経の周りの厚みを測っています。(他の検査もありますが、ここでは略します。)
OCTbig.jpg
OCTbig2.jpg

最初の図で薄い=神経が死んでいる部分はありません。次の図は左右それぞれの計測された厚みを展開しています。カラー部分の赤いゾーンに入ると神経が薄いという判定になり、この方はやや薄いところもありますがいまのところ緑内障の心配はないと言えます。なので、当院では視野検査はおこなわず、眼底検査とOCT検査を一年に一回くらい行うことしました。
OCTの器械は病院クラスであれば備えてあるはずですし、開業医でも半数以上の眼科がもっているようです。ドックや健診で「視神経乳頭陥凹」「緑内障疑い」という結果で眼科受診を勧められたら、このOCTをもっているかどうか受診前に聞いてみると良いでしょう。

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